マリオテニス ウルトラスマッシュ
メーカー:任天堂
開発:キャメロット
機種:WiiU
発売年月日:2016年1月28日
価格:4700円
ジャンル:スポーツ
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ディスク版 DL版 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
6 | 6 | 7 | 4 | 5 | 3 | 52 |
良かったんよ |
・これまでのマリオテニスシリーズとしての根本的な面白さは変わらずに続いている。クラシックモードでコツコツと昔ながらのプレイスタイルで遊ぶ分には、自分はそこそこ楽しめた。 ・読み込みやセーブの時間が短くて良し。インターネット対戦もラグが軽めな事が多く、中々快適だった。 ・新しいウルトラスマッシュや巨大化等もパッと見のインパクトはある。 |
駄目なんよ |
・インターネット対戦にフレンド対戦モードが用意されていない!最近のゲームなら普通に備わっているべきなものがないのは駄目だろう。 ・これまでのマリオテニスには収録されていた、トーナメントモードやおまけのスペシャル等が無くなってしまっている!これらもマリオテニスの面白さの1つだったはずなのに、わざわざ削除した意味が分からない。実際、ボリュームが減るだけで良い方向には転んでない。 ・目玉となっている新要素のメガバトルだが、巨大キノコを取った方が一方的に有利になりすぎるばかりで、巨大化していない方のプレイヤーはひたすら受け身なままになって面白くない。さらにお互いに取ってしまうと、相手がある程度上手ければ効果が切れるまでひたすらラリーが続きすぎるばかりでくどい。 ・ラリーを続ける事が目的のメガボールラリーでもCPUは容赦なくスマッシュを打ち込んできたりと普段のバトルのAIと全く同じ。このせいでラリーがまるで続けられず、メガボールラリーは一緒にプレイしてくれる人がいないとろくにプレイできない。 ・キャラの数が少なくなっている…さらにキャラ選択時にこれまでは出来たはずのレフティが無くなっている。戦略性の幅を狭めるだけにしかなっていないような。 ・コートの見た目がほぼ色違いでしかなく、性能の差こそあるが見た目での新鮮さに欠ける。シンプルというよりはもはや手抜きでしかなく、このような手抜きな事をするのはどうなのか。 ・アップデートで解決できそうな問題もあるのに、なぜかアップデートをろくにしてくれない。問題が多くある状態で売っておいて対応はまるで無しって、これは冷たいのでは!? |
感想なんよ |
久しぶりの据え置きのマリオテニス。最初に触り始めた時点ではこれまでのマリオテニスらしい面白さを感じるのだが、プレイを進めるうちに『アレ?』となってくる要素が見えてくる。というのも、これまでのシリーズでは出来たはずの事が色々と削除されてしまっているのである。 削除して面白くなっていれば良いが、削除した事によって逆にゲーム性が浅くなった事ばかりで失敗していると言える。これまでには用意されていたはずのトーナメントやスペシャル等がゴッソリと抜き取られていたり、キャラ数が妙に減らされていたりと、何故か意図的にボリュームが減らされてしまって非常に残念。 あんまり愚痴っぽい事を言うのもなんだが、こういう半端なレベルのマリオテニスを出したらマリオテニスシリーズの格が下がってしまうばかりで、良いこと無しだと思うんだけどなあ…。面白味を自ら削ってわざわざつまらなくしてしまった、マリオテニスシリーズの中でも異端な出来が悪いマリオテニスだった。 |
掲載日:2017年1月16日
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