デッドオアアライブ エクストリーム
DEAD OR ALIVE EXTREME 2
メーカー:テクモ
開発:テクモ Team Ninja
機種:Xbox360
発売年月日:2006年11月22日
価格:9240円
ジャンル:スポーツ(ビーチバレー・ジェットスキー等)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
5 | 6 | 4 | 3 | 2 | 4 | 40 |
Oh,Good!! | チョーBad! |
・背景は気合が入っている。BGMのチョイスもよく、南国のムードはうまく出ていると思う。水の表現は妙にキラキラ光が反射してリアルとは言い難いが、それらしい雰囲気は出ているかと。 ・前作同様、カジノはなかなか楽しい。ついつい時間を忘れてハマってしまう。キャラによって大胆な賭け方の子もいたり、堅実にコツコツタイプの子もいたりして面白い。よく性格が出ている。・・・のだが、本道よりおまけのカジノの方が面白いってのもどうかと思うよ(苦笑)。 ・マリンゲーム(ジェットスキー)やカジノではそこそこ稼げる。 |
・退屈、そしてひたすらストレス。ゲームとしては「ミニゲームでチマチマ稼ぐ」→「女の子に貢ぐ」の繰り返しでゲーム性に乏しい。ミニゲームの難度が無駄に高いのも疑問。金もたまりづらく、単調で作業チックかつ苦行的(きわめつけに、苦労して入手した贈り物の受け取りを拒否されることが多く、基準も分かりづらい)。どうしてここまでプレイヤーのやる気を削ぐ仕様になっているのか?これは理解に苦しむ。水滴ポツポツ落として石の仏像でも作れってか? ・グラフィックはXbox360としてはそれほど凄いとは思えない(スクロールが滑らかでない、キャラクターモデリングの粗い>特に表情の硬さ、妙にツヤツヤしてマネキンみたいな肌の質感、髪・乳の表現の不自然さが目立つ)。クオリティ自体は前作と大差ない感じで、高性能の本体の性能を充分活かしてるとは言い難い。また、唯一楽しいと思えたカジノも、キャラの表情の変化がないのが惜しい。 ・どのキャラも同じ体型で個性が感じられないのも残念(エロ親父度全開)。このゲームの購入者は“エロさ”を堪能することを目的に買ってるんだろうから、それを満足させるバリエーションの豊富さが欲しかったところ。 ・水着の種類が多いという点ではコンプリートを目指せばプレイ時間は非常に長くなると思われるが、前述の作業的な内容・各アイテムの価格の異常な高さなど、プレイ時間の引き伸ばしとしか思えないバランスなのが残念。 ・ロードが長い&多い。ゲーム開始時の開発スタジオのロゴの表示も無駄に長い。 ・ファンディスクまたはエロ要素目当て用としては定価9000円オーバーはいくらなんでも高過ぎるのではないか?おまけに、ゲーム内のロック解除だけのDLコンテンツでユーザーから金を絞り取ろうとするメーカーの姿勢がセコい。 |
感想ですたい |
「デッド オア アライブ4」と一時トレードの形でたこまる専務から借りてプレイ。・・・したのだが、これはちょっとネェ。色々と不備が目立ちストレスが溜まりまくりなうえ、肝心のグラフィックも箱360にしてはそんなにキレイじゃない。前作は当時としてはグラフィックはキレイだったし、その方向性の斬新さに「おおっ」と思う面もあったのだが、この作品は前作の上にアグラをかいて手抜きして作ったとしか思えない。ゲームとしてはもちろん論外な出来だし、ファンディスクとしても微妙。 ・・・って、借りて遊んだゲームを酷評するのもアレだが(苦笑)。正直、コレクション目的でも買わなくて良かった。9000円も取るなら、それに相応しい内容に仕上げるべき(逆に言えば、定価が3800円とかならここまで叩きはしない)。人の弱みに付け込んで高い金をむしり取る・・・みたいな作りはかなり疑問。コリャ、定価で買った人が浮かばれないね!(合掌)。あと、対戦ゲームというシリーズ本道の作品はともかく(まぁ、個人的には「4」の難易度は“ナシ”だと思うが)、1人でムフフと楽しむファンディスク的な位置付けの今作は、難易度を無駄に高く設定しない方がいい。これではストレスばかりで、肝心のエロさを堪能できない!別に修行だの苦行だのするためにエロいゲーム買うわけじゃないでしょ。・・・とりあえず、フォローとしては・・・、カジノ、楽しいよ。 そうそう、ナルシスト(+マゾ?)系のシリーズプロデューサーのI氏がテクモを退社されたとのことなので、Team Ninjaの作品の方向性が今後どう変わるか、という面では注目していたりもする。 エクストリーム「3」があるなら、思い切って方向転換しちゃうのも手!?デッドオアアライブのキャラで楽しめるジェットスキーで本格的なモノを出してもらった方が嬉しいかも。 |
掲載日:09年4月17日
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