Forza Horizon
フォルツァホライズン
メーカー:マイクロソフト
機種:Xbox360
発売年月日:2012年10月25日
価格:7140円
ジャンル:レース


執筆:アルツ社長 (暫定評価)

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
68
プレイ時間…5~6時間程度
※映像~ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良かですたい! ダメですばい。
・フォルツァのリアルさと他のオープンワールド系レースゲームのいいとこ取りっぽい作り。本家の時点でこのジャンルにしては遊びやすい作りだったが、一層手軽さが増している。シミュレータ寄りの本家シリーズよりも操作が簡単になり、とっつきが良い(本家よりもグリップをキープしやすく迂闊な操作をしてもそう簡単にスピンとかしないので)。

・本家シリーズに比べてロード時間がだいぶ短いのは評価できる。

・岩砂漠の広がる郊外の風景なんかもそうだし、人物の描写だとかBGMだとか“アメリケン”な雰囲気を十分に満喫できる。右の悪いとこの欄にも挙げた点だが良いとこでもあるのでこちらにも掲載。
・「オープンな世界で自由なドライビング」がウリ文句だが、同ジャンルで比べると、ハワイのオワフ島を思うがままに走れた『テストドライブアンリミテッド』とかと比べると圧倒的にマップが狭い。また、道の外は殆ど走る事ができない。あと、ひっきりなしにレース参加の催促が来るので、自由気ままにゆるゆると走れない雰囲気なのが残念。

・描画フレーム数が本家シリーズの半分(秒間30フレーム)に落ちてしまった。単体で見ればそれほど気にならないかもしれないが、本家だとか他のにゅるにゅる動作に慣れていると結構痛い部分ではある。背景とかの描写で処理的には重いのは分かるつもりだけども…。

・コントローラの振動の使い方が絶妙だった本家シリーズに比べると、今作はそのあたりがいささか控えめ。

・日本車がほとんど無い。洋ゲーだから仕方ない…と諦められなくもないが、本家ナンバリングシリーズの方は結構収録してあるからなぁ。

・ナンバリングシリーズでは抑え目だったラフな人物の描写とか見た目重視で操作しづらいメニュー画面だとか今回はメリケンチック全開な感じで、いかにもな“洋ゲー度”は数段アップした感あり。個人的にはこの手のいかにも洋ゲーな雰囲気にかなり拒否感ありなんでこちらの欄に書いときます。
感想ですけん。
 本家フォルツァのオープンワールド版。…とは言ってもテストドライブアンリミテッドみたいにどこでもそこでも走れるわけではなく、道路からは外に出れない&そもそものマップの広さが実はそれほどでもないと言う事もあり、自由度は思いのほか低い。また、本家では気にならなかった洋ゲー臭が結構キツいんで個人的にはあんまり好みの内容とは言えないか。“好み”だけで上記の点付けたわけじゃあないが、結構あれこれと不満点もあるのでどうしてもスコアが低めに…(苦笑)。まぁ、本家フォルツァ以上に敷居は低くとっつきは良いし、手軽に遊べる点は良いと思う。

掲載日:2013年10月14日


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