オトメディウス ゴージャス!
メーカー:コナミ
機種:Xbox360
発売年月日:2008年11月20日
価格:6980円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 6 6 6 5 62
プレイ時間…4~5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・見た目のナンパさに反して中身は思ったよりも本格的な作りだとは思う。そういった『ギャップを感じる』という点ではパロディウスシリーズに通じる味がある気はする。

・過去作からのセルフパロディがやたら豊富だったり、シリーズをかじった程度でも思わずニンマリしてしまえるようなネタが随所にあり楽しめるのは◎。

・難易度自体はかなり緩めに作ってある&コンテニューに制限が無いので、シューティング慣れしていない人でも頑張ればちゃんとクリアできると言う意味では優しい作りと言えそうな。上の方の難易度は過去作に匹敵する鬼仕様っぽいので、熟練のゲーマーさんでも「ヌルくてつまらんっ!」とはならんと思う。
ダメですばい。
・ボリュームが少ない。昔ながらのシューティングだからどうしても物量面で劣ってしまうのは仕方ないけども、4~6ステージしかないともなると、グラディウスの過去作よりもボリュームダウンしてる事になってしまい、余計にトホホ。もうちょい色々楽しめるモードなりオマケなりあれば納得もできたと思うのだが。

・昔のグラディウスよりも『避けゲー』的な色合いが濃くなってるのに、当たり判定の大きさとかは昔のまんま(とは言わぬがまだ気持ちよく避けるには依然大き過ぎる)のはちょっとストレスの元になってると思う。また、描画自体が3Dなので、地形との当たり判定等に納得がいかない場合が多い。

・ソフトの定価がこの手のジャンルにしては高い7000円なのに、DLコンテンツと称して更にキャラ1人毎、ステージ1つ毎に400円だの500円だのずつ搾取しようっていうコナミの姿勢そのものに不信感。…まぁ2014年現在となっては課金であろうとまだやる気のあった当時はマシだったと思わざるを得ないほど、コナミがゲーム分野にやる気失くしてるのが泣けるが…。

・ショップで売ってる装備品を買う資金集めのために延々と周回を要求される。周回ごとの報酬も大した事ないので貯まるのがホントに遅い…。

・字が小さ過ぎて読みづらい。解像度が高くなる=テレビがでかくなるじゃないんだから、少しはどこのメーカーもそこんとこ考慮してもらいたいもんだ(切実)。
感想ですけん。
 萌えを前面に出したグラディウスシリーズの実質新作。力の入れ所が間違ってる気がしないでもないし、ボリューム自体もいささか物足りないが、まだしっかりゲームとして成り立ってはいる。アレな見た目よりは全然マトモなのでしっかり遊べる内容だとは思う。

掲載日:2014年12月15日


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