SMASH COURT TENNIS3
スマッシュコートテニス3

メーカー:バンダイナムコゲームス
機種:Xbox360
発売年月日:2007年12月23日
価格:7329円
ジャンル:スポーツ(テニス)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
48
プレイ時間・・・10時間程度
※映像~ボリュームは10点満点、総合は100点満点
Good!!・・・でおじゃる。 Boo!!・・・でおじゃる。
・自分でオリジナルの選手を作ってチマチマ強化していく過程が楽しいと言えば楽しい。ただし、最初のうち、全然勝てん!(苦笑)。操作をCOM任せにしても10回中10回とも完敗しやがった・・・。

・高性能機でのリリースだけあり、グラフィックは繊細で、選手のちょっとした仕草なんかも自然に作られてる感じ。小さなコダワリの積み重ねがいい味に繋がってるんだな。
・とりあえず、電源を入れて遊び始める。ワシは説明書やらチュートリアルやら、面倒な物はすっ飛ばして遊ぶことが多い。・・・・・・のだが、なんだコレ?操作ムズイ!!相手から全くポイントが取れんぞ!?最初の二時間、相手から1本も取れん!!こんなテニスゲーム初めて・・・。気を取り直し、それならばと渋々チュートリアルを受けるが、その2の項目で早くも躓く。相手のスイングにタイミングを合わせ云々って言われても・・・そんな余裕無いよ・・・。昔プレイステーションで出てた「スマッシュコート」ともまた違った操作感覚。向こうはひたすらタイミング重視って印象があったけど、今回はなんて形容すればいいか・・・。とりあえず、“直感操作”には程遠い内容であることは確か。だって、まともにボタン押してもボールがちゃんと飛んでってくれないヨ~。ベースラインで打ってればいつまで経っても敵はミスしないし、ならばと前に出てボレーすればすぐにアウトになるし。ここまで特殊な操作にするなら、ホントに真面目にチュートリアル作って欲しい。まともにラリーできる段階までが物凄くハードルが高い。別に苦行したいんじゃない。シミュレーションしたいんでもない。当方の要求は実にシンプルだ。難しいことは言わん。ただ、「普通に楽しませてくれ」。

・ことある度に挿入される長~いロード時間。こんなのがしょっちゅう挟まるんで快適とはお世辞にも言えず。試合の前には20秒、階層切り替わるだけでも10秒も待たせやがって・・・。尋常の沙汰とは思えませんね。HDDにインストールできるけど、ワシの本体初期型だから容量少なくて無理なのね~~。

・オリジナル選手育成モード。色々設定できるのはいいんだけど、いわゆるコーカソイド(白人)系の顔しか作れないってのがちょっとね~・・・。
感想ですたい
 本格志向なのかどうかは分からんが、ゲームとしてはホントに面白くない。だってまともにラリーできないし、1勝どころか1ゲーム取るのでさえ凄まじく苦労するから。なんでここまでハードルを上げる必要があるの?こちらとしては「現実のスポーツ界は大変なんだぞ!」だとか味わいたいワケでゲームやってるんじゃない。結局見直してみると、つまりは操作がやたら高度化されてて、手軽に遊べないってことか。遊んでてここまで点が取れないって言うか、時間をかけても自分が巧くなれないテニスゲームって初めて。自分がゲーマーとしてヘボいってことは認めざるを得ないが、こちらもカネを出して遊んでるワケであるから、元が取れる分くらいは手取り足取り誘導してユーザーを高みに連れ出す義務も製作者サイドにはあると思う(なんか負け惜しみ臭い言い方ダケド・・・)。
 なんて言うかね~、自分のデフォルトのテニスゲームが究極のラリー志向型ゲームの「マリオテニス64」だけあって、それとこの作品とのギャップの酷さに苦しんでる感じでもある。リアル志向が悪いとは言わないからどんな客でもある程度は満足できるように作って欲しいと思うね、メーカー側には。

掲載日:2010年4月20日

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マリオテニス64 (2000年・N64)


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