テトリス ザ・グランドマスターエース
TETRIS THE GRAND MASTER ACE

メーカー:AQインタラクティブ
開発:アリカ
機種:Xbox360
発売年月日:2005年12月10日
価格:5040円


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ついでにちっこい版でもどうぞ。

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 7 4 4 2 44
プレイ時間…4~5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よひですぞ。
・アーケード等でテトリスを作り慣れているアリカの制作ということで、操作感そのものは良好。360のコントローラの作りの関係上、ちょっと斜め移動が暴発しがちだけど、まぁ慣れでカバーできる範囲か。
ぶぅぶぅ!!
・全体的にシンプル過ぎる作りで味気ない。オフラインではミスするまでプレイするモードがあるのみで得点すらも記録されないのはどうかと。あと、難易度の上昇し方が急過ぎる気がする。アーケード版の常連プレイヤー以外への配慮が足りない。

・画面の構成がややイビツ。背景の表示ばっかりやたら大きく肝心のピースが小さくて見づらい。大きめのテレビでないとかなり遊びにくいと思われる。初期のHDゲーム機の作品ではありがちだが、メニュー画面の文字が小さ過ぎて判別しにくいのも困りもの。ユーザインタフェースのデザインは総じてビミョー。
感想である!
 このゲームでは遊べるモードが極端に限られてしまっており、ボリューム的に到底満足のいく出来とは言い難い。バランス面でも突き放し気味であり、シリーズの常連さん以外への配慮が足りない。
 単発のパズルゲームとして安くはない5000円も取るならば、もうちょっと環境や腕前に左右されない、間口の広い作りであるべきだったのでは。

 個人的にはテトリスって括りで言えば任天堂製のDSの『テトリスDS』、同じアリカ制作のテトリスではプレイステーションの『テトリスwith カードキャプターさくら』の方が数段楽しめた。

 テトリス ザ・グランドマスターシリーズは家庭用では何故かマトモな移植が出て来ないのが残念。んー、そんなに難しいんだろか、家庭用ゲームで出すのって。ナゾだ…。

掲載日:2008年12月25日
更新日:2017年8月8日

関連作品のレビューはこちら!
テトリス with カードキャプターさくら
 エターナルハート
 (2000年・PS)
テトリスDS (2006年・DS)


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