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3D獣王記
メーカー:セガ
機種:ニンテンドー3DS(ダウンロード専売)
発売年月日:2013年5月29日
価格:600円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 6 5 6 60
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いッのでッある!
・変身してない時はリーチの短い打撃技しか出せない一方獣化してしまえば一転判定の強い強力な攻撃を繰り出せる。大味と言えば大味だが、このギャップが魅力なのかも。

・3Dプロジェクト/SEGAAGESシリーズの他ゲームと同様にオプション類は充実している。相変わらずの完全移植+3D化に加え中断セーブにも対応しており、純粋な移植として遊び易い。これでベタ移植(Wiiバーチャルコンソール等)と同じ価格帯ってのはやはり値段的にはオトク感。うむ、太っ腹じゃのう!!

・リアルな造形のドット絵なのだが、どっか可愛らしさもあったりって意味では個性的にも思える。

・ステージに関係無くランダムな獣人に変身してしまう『気まぐれ変身』モードを搭載。変身によってはロクに動けず敵の攻撃もかわせず返ってやり辛い事も多いのだが、まあネタ・お遊び要素としては面白い。
うー、がうがう!(ダメでやんす)
・キャラの描画は大きく、ワイルドな見た目からして豪快そうに思えるが、実際の所は難易度がかなり高く、ダメージを受けないようにチマチマと間合いを取りながらタイミング良く攻撃を当てていき…って感じである。敵の動きもトリッキーで嫌らしく、むしろ繊細で神経を使う内容だったり。

・挙動自体もはトロくさくてスキだらけな事もあり、接近戦でダメージを受けやすい。アクションとしてはあまり爽快感のある方ではないかと。
感想ですけんねー。
 アーケード・メガドライブ初期のアクションゲーム『獣王記』(レビューはこちら)の移植作品。アーケード版じゃなくてメガドラ版ベースとの事。

 どこかセガらしいアホくささを感じられるって意味では独特の存在感はあるゲームではある。個人的には大して思い入れも無いのだが、たま〜にふと遊んでみたくなる存在でもある。豪快そうな見た目に反して挙動はトロくさく敵は嫌らしくでチマチマした作りでストレスが溜まりやすく、正直な所そこまで完成度が高いゲームだったとも思えんのだが、なんでだろね…?我ながらよくワカラン。侮れんな…!(笑)

掲載日:2013年8月21日
更新日:2023年4月11日


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