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行列ナゲループ
メーカー:任天堂
開発:ミッチェル
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2012年8月8日
価格:700円
ジャンル:パズル


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 6 4 4 54
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ちょまじ、コレかっこよくね?
(良いトコである)
・同じ任天堂と言う括りでは『メイドインワリオ』に通ずる馬鹿ゲー的な雰囲気のアレンジがアホ臭くて良し。あまりにシュールで悪ノリし過ぎな感じもしないでもないが、マンネリ打破と言う面では十分アリ。

・見てくれが色物っぽいのに反し、中身はしっかり作られてる(…と言うか、ちょっと無骨で硬派過ぎる気さえするが)。
や〜〜ん。アリエナイんですケド。
(駄目なのである)
・遊んでて面白いとか何とか以前に、とにかく感じるのは「しんどい」、この一言。序盤から難易度が非常に高く、フォローらしいフォローも無いんで涙が出る思い。元からこのパズループシリーズのアーケード路線の漢仕様な激辛難度はキツいと思ってるのだが、本作もそんな感じで。どーも難し過ぎてなかなか先に進めない…ってか完全に詰まる!もうちょっと手加減してくれても…

・タッチペンだとかジャイロ(本体傾け)だとか、やたらとアナログな操作を強要されるのだが、ちょっとの角度のずれで1個2個分ずれたりする事故が頻発する。1個のズレが生死を分けるバランスなんでこういう事故は結構イラつく。じっくり狙っていきたいところだが、制限時間が厳しいためそれすらままならず。うぁはーぁー…いやー、これはシンドイ…(苦笑)。

・DLタイトルなのにムービー沢山使ってたり演出の部分の力が入ってるのが窺えるが、この演出そのものが気に入らんと言う方にとっては700円って値段は釣り合いが取れんとは思う。
感想なんよ。
 見てくれこそだいぶ違った印象を受けるが、ルールの根幹自体はPS1/DS/Wiiで出てた『パズループ』の流れを汲んでいる。実写取り込みによる馬鹿ゲー全開のノリ自体はほんとアホ臭くて好み。

 …ただ、アレです、難易度の方があまりにも激辛。個人的には過去作の時点でも相当手こずった記憶があるが、それ以上に難易度の上昇カーブがキッツイし、出だしの部分も相当ハードル高めな気がするんですね。
 元々がアーケードのゲームだったから仕方ない面もあるのかもしれんけど、もうちょい家庭用に最適化されたバランスにしてもらえるとありがたいんだけどな、と。


 あー…なんか、むかーし、カントー地方で働いてた頃に、会社帰りに輸入食品売ってるスーパーで買ったレトルトカレー思い出しましたよ。『マレーシア風ココナツカレー甘口』とか書いてるやつ。ココナッツミルク使ってて甘口って書いてるから食べやすいんだろうなあ…とか感じちゃう見た目に反し、実際食ってみたら、あまりの辛さで舌も喉も焼け付くような超激辛だったという…。あ、いや、全然関係ない話ですけども。

掲載日:2012年9月3日
更新日:2021年10月12日


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