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ハコボーイ!
メーカー:任天堂
開発:HAL研究所
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2015年1月15日
価格:680円
ジャンル:パズル(アクション)


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3DS-DL版  ニンテンドープリペ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 7 7 8 7 72
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのじゃ!
・操作は移動と箱の出し入れのみで至ってシンプルであり馴染みやすいのが嬉しい。それでいてステージのギミックはかなり豊富であり、見た目から言っても飽きにくい。難易度が高過ぎず・極端にユル過ぎもせず…って意味では、この辺はHAL研究所製らしい安定感のある作りではある。

・安価帯のダウンロード専用ゲームだが、値段に反してボリュームは結構あり、お得感がある。シナリオクリア後には高難度の追加面もごそっと増えるので一層オトク。
イカンぞぃ。
・「ジミながら面白い」系のゲームだが、いかんせん「ジミ過ぎる」のは難点と言えば難点。クラシカルな内容で派手さは無く、「超絶おもしれーー!!」っていう手のゲームではないかな、と。

・ヒントがあるのは親切でありがたいが、殆ど答えそのまんまな事も多く、親切過ぎる面も。もうちょっとダイレクトじゃない軽めのヒントも用意されてりゃ良かった気も。
感想じゃぞ。
 『ハコボーイ』シリーズの第1作目でデビュー作。『星のカービィ』シリーズ率が高まっていたHAL研究所製のゲームとしては久しぶりの新規の作品。

 自機(ハコボーイ)から箱を出して段差や障害物を越えてゴールにたどり着くのが目的のアクションパズル。1作目の本作の時点でシステム部分は完成しており、また後の作品よりもアクションの種類が少ない分、余計にシンプルって意味では、ハコボーイシリーズの入門的な位置付けにもあるかな。

掲載日:2022年6月28日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 9 8 7 7 73
プレイ時間…8時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かったところ
・非常にシンプルかつ分かりやすいデザインとアクション。余計なモノを削ぎ落として、シンプルなゲーム性にした本作は誰にも分かりやすくて受け入れやすい。それでいて工夫も要所要所で組み込まれているので、飽きはしない。

・ハコをニョキニョキ出して様々なアクションを使ってステージを解いていく面白さはわりと独自性が高い。意外なハコの使い方やひと味変わったギミックも多く用意されているので、見た目の面白さも感じる。

・ヒントが分かりやすく、それでいて程よいくらいに考えさせられるようにしてある。難易度も低めなので、ゲームに慣れていない人でもクリアしやすい。

・音楽も仕掛けを使って進んでいくというコンセプト故か、NHK教育テレビの『ピタゴラスイッチ』と似たようなテクノ音声をベースとしたシンプルな曲調の音楽が多い。本作の雰囲気とマッチしていて、個人的には好きな曲が多い。
悪かったところ
・謎解きが簡単で、そこまで考えなくてもあっさりクリアできてしまう。もうちょっと考える余地が欲しかったかも。
感想です
 何だか久しぶりのHAL研のカービィシリーズ以外のゲームだったが、シンプルなデザインながらも味わいのあるゲームで中々面白かった。シンプルかつ小粒な3DSのダウンロードソフトと思うなかれ、ゲーム性は他のゲームとは一味違うような出来になっている。

 デザインや一つのステージが短いという点、そこまで高くない難易度からサクッとライトユーザーの人でも楽しみやすいであろうゲーム。HAL研のシンプルかつ丁寧なゲーム作りを感じる作品だった。

掲載日:2016年10月3日


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