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花といきもの立体図鑑
メーカー:任天堂
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2011年9月29日
価格:3800円
ジャンル:その他(知育・図鑑)


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 8 6 - 7 67
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良いのでありんす。
・虫とか鳥は動画や鳴き声なども収録した物が多く、その点ではゲーム機である事を活かした内容と言える。立体視可能な3Dモデルとかも収録しているんで、この点は正しく3DSならではの作りかと。

・どこか特定の分野をひたすら深く掘り下げた感じでなく、あくまで浅く広く系の内容だと思うが、収録されている項目はそれなりに多く、物量的には結構なボリュームではある。

・関連項目とか結構ランダムで出て来てついついそちらも気になって読んでしまう…って意味では、エサによる釣り出し方はよく考えられてんのかな。

・1つ1つの項目のテキスト量は多くは無いものの、短く手短ながら分かりやすさ重視で記述されている感じ。マニアックだとか本格的だとかを目指してない、「あくまで手軽な図鑑」って意味ではコレで良いのかも。
駄目でござんす。
・ゲーム的な要素だとか遊び心があるワケでもなく、あくまで「ゲーム機のギミックを活かした図鑑」寄りの内容なんで、ゲームっぽい面白さを求めると肩透かしを食う事になる感じではある(オマケモードにカメラを用いたギミックやクイズとか僅かにそれっぽい遊びはあるが、あくまでオマケな印象)。

・図鑑としては1つの分野を細かく網羅していると言うよりは、あくまで広く浅く収録した手軽な内容とも言えそうで、マニアックで「ナルホド…」って思えるような記述とかが多いって感じではないかな、と。

・一度に表示される文字数が少なめで、ページ送りが面倒と言えば面倒。ソフトじゃなくてハードに起因した問題と言えるが、3DSは画面が小さめで解像度も低いため、文字を読むにはあんまり適した媒体とは言い難い。映像は立体で見られるものの、やはり解像度は小さいんでそれほど鮮明ではない感じ。

・タイトルにある通り、どちらかと言えば植物がメインっぽいが、植物は動かんのでゲーム機のギミックはあまり使えない(動画とか音声とか出しようがナイ)んで、動物・虫メインで作った方が良かった気も。
THE 感想。
 ニンテンドー3DSの初期に出た実用系のソフト。ニンテンドー3DSの立体視を活かし、沢山の立体モデルが裸眼立体視で見られるのが特徴。動画とか音声とかも豊富に収録されていて、この辺はゲーム機んらではの作りと言える。
 一方、ほぼ全面的にタイトル通りの図鑑であり、ゲーム的な面白さはほぼ存在しない…って意味ではかなり割り切った作りかな、と。もうちょっと任天堂らしい遊び心とか入れてくれても良かった気はするが、作り自体は丁寧だし、まぁコレはコレで良いのかもしんない。

掲載日:2022年7月19日


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