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虫けら戦車
メーカー：レベルファイブ
開発：コンセプト、ナツメ
機種：ニンテンドー3DS
発売年月日：2013年3月19日
価格：800円
ジャンル：アクション
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
| 6 | 6 | 5 | 6 | 6 | 5 | 7 | 60 |
| よかですたい。 |
| ・虫の造形が妙にリアル！！巨大な蛾とかシロアリとか、見てて気持ち悪くなる事必至！！（一応褒め言葉ね） ・テキスト部分は味があって良い。能力は無い癖に威張り散らす嫌味な上司だとか、丁寧そうに見えて時々毒を吐く同僚だとかテキストの部分は意外と見てて楽しいと思えるやり取りが多かった。 ・操作自体はシンプルにまとまっているので、やや独特とは言え慣れるのは難しくない。 ・難易度設定が可能なのはユーザーに優しい（ってかノーマル以上だと中盤以降クリアできる気しませんが） |
| だめですばい。 |
| ・超高速でマップ中を走り回るクモだとか攻撃範囲が広過ぎてかわしようがないカマキリだとか、守備の値の高い戦車でごり押しするくらいしか勝ち目が無いように思えるんだけど、これ、バランス悪くない？もうちょいテクニカルに戦える方法があるのかもしれないけど、「地形にかくれてやり過ごせ！」とかアドバイスがあっても、その通りにしても普通にやり過ごせないしさ…どうしろと？ ・戦車は結構な台数が見つかるけども、強い弱いがハッキリし過ぎてるので「このパーツでもう決まりだな」的な超高性能パーツが手に入ってしまうと変える気が起こらず、カスタマイズの自由度は低い。もうちょいパーツ毎にさ、数値以外にも特殊能力付けるとか、あれこれ使いたくなる工夫は欲しかった。 ・マルチプレイじゃないと手に入らない戦車があるっぽいのだが、そのモード、一人で挑むと圧倒的な攻撃力を持つ巨大な敵に突撃され、数秒で殺される。こんなムズイの一人じゃ無理じゃ…。しかし、他に持ってる人も近くに居ないし、オンで協力モードなんて物も無い…。何かしら救済措置は欲しかったところだが。 ・マップに方角とか一切表示されないので、ある程度地形を形で覚えてないと道に迷う。あと、マップ表示だと道なのにでっかい石で塞がれてるケースが多数。んー…ちょっと不親切な気がする。 |
| THE 感想。 |
| カプコンでロックマン等を手掛けた稲シップ氏（稲船敬二氏）の送る、「スマホとガッツリゲーの中間的作りを目指した」と言うお手軽ゲーム。小規模なゲームを多数収録した『ギルド』シリーズの一環。 操作面はちょっと変則的ながらも慣れるの自体はそんなに難しくない。リアルタッチの人物が織りなすアホ臭いノリのシナリオもいい味。ただ、システム面やバランスは少々不安定な感じで作りの粗さが目立つのは残念。多数のパーツがあるのに強い物が決まっててあれこれ使う気になれないのも勿体ない気がした。 レベルファイブの『ギルド』シリーズの各作品に共通しておるのだが、いずれもキラリと光る要素はあるのに磨き方が足りない（≒ゲームバランスが大味で調整不足）なんだよなー。ここをケチらずちゃんと磨けば良作として記憶に残る存在になれただろーに。その点では勿体ない作品群ではあった。 |
掲載日：2013年6月3日
更新日：2021年7月6日
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