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カタチ新発見!立体ピクロス2
メーカー:任天堂
開発:HAL研究所
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2015年10月1日
価格:3000円
ジャンル:パズル


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 7 6 7 5 8 67
プレイ時間…25〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ワオ、アんメイジング!なのデ〜ス。
・基本的には良作だった前作に沿った作りで、難易度が上昇した分だけ手応えも増している。チュートリアルはクドい程に難易度は複数から自由に選ぶ事ができ、自分の好みに合わせて遊び方を変えられるのは良し。

・グラフィックは派手さは無いが見やすくまとまっている。立体視機能のお陰でジオラマっぽさも味わえるって意味ではハードに合った内容なのかも。BGMもしっとりオシャレ路線で出来はよろしいかと。

・値段はパッケージソフトとしては安い部類だが、問題数はかなり多い。難易度自体も高めで1問解くにもそれなりに時間が掛かるため、結構な長時間遊ぶ事ができるボリュームを備えていると言える。
オーマイガ、駄目デ〜〜ス。
・「削る」作業に加えて「色を塗る」作業も加わったが、内容としては蛇足的と申すか、正直楽しさを伴うパワーアップでも無かったなァと。タッチ操作とボタン操作が混ざり合った作りであり操作は直感的とは言い難く、複雑化した分だけ操作をミスしやすいのがジミにストレスを覚えやすい要素だったり。

・前作からの欠点だが、2Dのピクロスに比べるとドット数が少なくて絵として成り立ちにくいせいなのか、完成した図形を見ても「◯◯が出来た!」って感覚が湧かないモノが多い点は少々痛い。
感想な〜の。
 DSで発売した『立体ピクロス』の新作。基本的には前作をなぞった作りと思うが、複雑化・高難度化して手軽さがかなり失せ、操作の複雑さも相まってストレスを感じやすい作りになった点は個人的には微妙に感じた。
 値段の割にボリュームはあるし時間もしっかり潰せるのだが、「楽しい」よりも「面倒臭い」が前面に出て来やすい作りな所は前作より明らかに退化しているとも言え、少々残念だったり。逆に言えば、「前作はコンセプトは最高だったけど難易度はヌル過ぎた!」って感じた人であれば手応えも増しててピッタリなのかなーとは思う。

掲載日:2025年8月5日


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