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トリオ・ザ・パンチ
メーカー:データイースト
機種:アーケード
発売年月日:1990年4月
ジャンル:アクション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 6 4 9 4 5 51
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
にょき。良かったね。
・細切れなステージを次々にこなしていくタイプのゲームだが、ステージ開始時に唐突に赤い明朝体の文字で「にょき」だとか「呪い」だとか表示されて非常にシュール。終始そんな感じで法則性とかも無くてとにかく雰囲気が珍妙で前衛的過ぎる。世界観の一貫性の無さだとかが闇鍋的であり、とにかくカオスである(笑)。

・自キャラもB級の映画みたいでヘンだし、敵キャラの造形も軒並みヘンテコで意味が分からないデザインのモノだらけである。ステージが進む毎に唐突に世界観が変わるのも意味不明で楽しい。

・BGMはキャラクター毎に決まった1曲が延々と流れる関係上、曲の数は少ないのだが、その分長く作られており、曲自体もオシャレだったり時代劇風だったりでどこか印象に残りやすい。短いステージの繰り返しで曲は一定と言うと、かなり後に出た『メイドインワリオ』とかに近いかも。
げろげろ。ダメなの。
・正直なところ、1本のアクションゲームとしてはあらゆる部分が大雑把な感じで完成度はそこまで高くなく、ウンコとまでは言わんが凡ゲー未満って印象。バカゲーだとかネタとしては強烈で楽しいが、挙動部分だとかゲームバランスだとかはかなりお粗末でストレスを感じる部分も多い。

・キャラクターは3人選べるものの、遠距離を攻撃できる忍者がダントツで強く、リーチが極端に短いタフガイは攻撃を当てづらくて終始しんどい。強弱がはっきりし過ぎて縛りプレイ用にしかなってないのがちょっと悲しい。もうちょっと強みがあればなーと。

・キャラのパワーアップだとか体力回復はステージクリア時のミニゲームのルーレットのみに依存していて狙い通りの結果を得るのが難しく、ちょっと理不尽にも思えたり。

・ネタ全開の序盤〜中盤に掛けては見た目のインパクトが強くて楽しい一方、中盤を過ぎると無機質な背景とスライムっぽい敵ばかりになる。バカゲー部分以外は大して面白い部分が無いため、見た目のネタ度が下がるとどうしても楽しさも失せて一気に陳腐になってしまう印象ではある。
陳さん!感想だぜ。
 データイースト社の送る、『カルノフ』だの『チェルノブ』だのと並ぶ、前衛的過ぎるバカゲー路線のアクションゲーム。

 見た目のインパクトが非常に強く、ウンコ寄りながらもシュールさカオスさでプレイヤーを楽しませてくれるって点で「良いクソゲー」とは言えるか。ゲームとしては非常に粗っぽくてバランスも微妙であり完成度はそこまで高いとは思えんが、客を楽しませてくれるって点でしっかり娯楽にはなってたかもしれぬ(笑)。

 かつては手軽に遊べる移植版が無くてなかなか遊べない作品だったが、今だとSwitchでハムスターのアーケードアーカイブス版とG-MODEアーカイブスのアプリ版が出てますんで、気になる方はそちらをどうぞ♪

掲載日:2026年8月25日


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