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妖怪道中記
メーカー:ナムコ
機種:アーケード
発売年月日:1987年2月
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 7 | 6 | 6 | 3 | 6 | 56 |
フハハハ!最高だぞ!(赤鬼風に) |
・キャラクターはちょっと小さめでチマチマしているが、主人公のたろすけも敵キャラも動きはコミカルで可愛らしい。色数も多くてカラフルで、雰囲気も良い。BGMはテクノっぽくもあり和風っぽくもあり。独特な響きで印象に残りやすい。合成音声でキャラが一言喋るのも、当時はかなり珍しくて印象に残る仕様だったと記憶。 ・作中のテキストはアホくさい感じの物が多く、これも良い味を出してるなァと。 |
ダメだ!金を置いていけ!(青鬼風に) |
・「ザコ敵でも異様に固くて攻撃を何度も当てる必要がある」「進路を塞ぐ大型の敵が多くて避けて通るのが困難」「攻撃を溜め過ぎると疲れて大きな隙をさらす」「当たると即死の永久パターン防止キャラがすぐに湧いてクリアに必要な金稼ぎをじっくり行えない」「敵は数も質も伴った編成でガンガン湧いて来て、確実にプレイヤーを追い詰めて来る」などなど、難易度を吊り上げる方向に作用している要素がやたらと多く、遊んでてしんどさばかり感じるバランスなのがキツい。いくらアーケードゲームとは言え、あまりに最初っから難易度を上げ過ぎだった印象。せめて最初の方くらいはもうちょっと遊び手を楽しませてくれても良さそうなモンだったが…。テーマが地獄巡りなのだが、ゲームとしてもホントに地獄なのよね(苦笑)。 ・一定確率でジジイ化して動きが制限されどんどん体力が勝手に減るとか、答え次第ではカネだけ取られて倒しても戻って来ないボス戦の会話だとか、イベントも初見殺し的な内容の物が多く、こちらも理不尽さに磨きをかける内容。 |
感想でござ~る。 |
80年代半ばからちょくちょく出ていた和風の世界観を持つアクションゲーム。セガの『THE 忍』とかテクモの『忍者龍剣伝』と言ったリアルな頭身の忍者モノとは違って、デフォルメされた可愛らしいキャラクターが多い、ユルめの雰囲気がいい味である。 アクションゲームとしてはユニークな要素が多いし見た目やサウンドも凝った作りだったと思うのだが、あまりにもプレイヤーを全力で殺しに掛かって来る極悪難度がキツかった。手応えがある云々を範囲を遥かに超越した、理不尽としか言えん激辛難易度だったよなーと。 個人的には幾分マイルドなバランスになってるファミコン版(=雰囲気はちゃんと出てるけども性能の関係で見た目は結構ショボくはなっている)の方が楽しめたと記憶。まぁそっちも充分過ぎるくらい難しいですけどもね!(笑) |
掲載日:2025年1月14日
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