デスクリムゾン2 メラニートの祭壇
メーカー:エコールソフトウェア
機種:ドリームキャスト
発売年月日:1999年11月25日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(ガンシューティング)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
4 6 5 7 4 5 51
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
せっかくだから俺はこの良い所を選ぶぜ!
(コンバット越前風に
・完成品のゲームにすらなっていなかった感のある前作と比べると、大幅にクオリティアップ。別に良作とか佳作の域にまで飛躍してる訳でもないが、ガンシューティングとして普通に遊べる品質には到達してるとは思う。インパクトは弱まったが、ゲームとしては普通に遊べる内容。

・狙って仕込まれたネタ要素が非常に多く、前作を覚えていれば笑える部分が多い。
悪い所だ、気をつけろぉ!
(コンバット越前風に
・ゲームとしては『普通』の域にまで向上したのだが、前衛芸術の域に片足突っ込むほどに突き抜けていた駄目っぷりが消えてしまったせいで、ネタゲーとしてはスケールダウンしてしまった感はある。

・相変わらずダメージを受けた後の無敵時間がゼロなので、なすすべなくハメられる箇所がかなり多い。ライフでなく残機がガリガリと削られてくのは何とかならんかったか…?意図的に残したっぽいけど、ここは別に普通に直してくれてても良かった気も。

・前作の『人っぽい何か』とか『建物っぽい何か』とかいうレベルからは格段に向上したグラフィックだが、ドリームキャストってハードである事を考慮すると別に綺麗っていう程でもない。人物の動きや表情の硬さはどうしても気になってしまう。

・続編を匂わせる「これは一体!?」でブツ切りエンド、かつ、15年経過して未だに続編の気配すらナシ。シューティングゲームだからシナリオの重要性は低いのだが、終わり方としてはすっきりしない事は確か。
おうのぅ、感想じゃい。
 伝説級のクソゲーだった前作に比べると、品質面では格段の向上が認められる内容。ってか、普通に『クソゲーではない』域までパワーアップはしている。ただ、かと言って遊んでて面白いゲームかって問われると別にそこまでも行ってない。

 また、半端にクオリティが上がってしまった分、ネタとしての破壊力はかなりダウンしてしまった感は否めない。本来なら良くなった事は喜ぶべきなんだろうけど、素直に喜べない辺り、不思議な存在ではあるな…。

 なお、ブラウン管じゃない今のテレビだとガンコンで遊べないからちょっと難易度が上がる。WiiやWiiUでリモコン対応でバーチャルコンソール化かPS3のチ○コン対応でアーカイブス化かしてくれれば遊びやすいだろうけど…ま、ムリか(苦笑

掲載日:2016年1月12日


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