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不思議のダンジョン 風来のシレン外伝
女剣士アスカ見参！
メーカー：セガ
開発：ネバーランドカンパニー
監修：チュンソフト
機種：ドリームキャスト
発売年月日：2002年2月7日
価格：6800円
ジャンル：RPG（ローグライク）
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
| 9 | 9 | 7 | 7 | 8 | 10 | 8 | 89 |
| アニキ！最高だよ！（ペケジ風に） |
| ・ダンジョンの種類が豊富。天輪国上級をクリアすると一旦エンディングを迎えるが、そこまではほんの入り口で、さらに9つのダンジョンが用意されているのには驚き。シリーズでも馴染みのある罠ダンジョンや杖や巻物だけで先を目指す今までにあったタイプの特殊ダンジョンに加え、秘技と呼ばれる技を使うことができる「クロンの試練」といった斬新なものも用意されている。 ・全体を通してみれば基本的には過去作の改善版・アレンジ版・決定版の域に近く、それほど目新しいシステムは追加されておらず、新鮮味やらインパクトでは過去作品に及ばない。一方で、これまでの作品のいいとこ取りといった感じの豪華な作りであり、ジックリドップリ心行くまで不思議のダンジョンを満喫できる作りなのが嬉しい。 ・見た目は前作のN64『風来のシレン2』に似ているが完全2Dとなっている。このシリーズは3Dポリゴンだと途端にモッサリ挙動になったりするんで、個人的には2Dで良かった。グラフィックの描き込みにしても派手さは無いが解像度も高く美しい。 ・殆どのBGMは序盤の一部の曲以外は大半は過去作からの流用に思えるが、新規音源で収録し直しており、デキ自体もよろしいのは変わらず。 |
| イッカーーン！（ガイバラ風に） |
| ・ロードやセーブにかかる時間は過去作と比べるとかなり長い。快適性では今一つと言ったところ。 ・合成の印を増やしたり、腕輪を壊れなくしたりするアイテム「風魔石」がレアすぎる。縛りが強過ぎて自由に合成する楽しみが味わえないのが残念。不思議のダンジョンって繰り返し遊ぶのが前提のゲームなんで、必要以上に入手難度を上げたレアアイテムって要らんと思う（勿体なくて一切使えなくなるんで）。 ・最近の不思議のダンジョンシリーズではお馴染みの初心者向けの導入ダンジョンは用意されておらず、初っ端から難易度は高め。この作品から入る人にとってはキツいかも。その辺のバランス調整の突き放しっぷりは少々勿体なさも感じる。 |
| シレン！感想だぜ（コッパ風に） |
| 任天堂ハードで出る事が多かった『風来のシレン』シリーズとしては初の（そしてドリームキャストでセガがハードから撤退したんで最後の）セガハード版のシレンである。 作品毎に目を引く新要素が多かったこのシリーズにしては、珍しくこれといって目新しい要素は無い。一方で物量・バランス部分は一級品であり、「1000回遊べるRPG」って宣伝された従来作品以上に長く遊べる内容に仕上がっている印象。 個人的にはSFCの初代『風来のシレン』、64の『風来のシレン2』と並んでお気に入りのシレン作品であるのだが、『2』と同様に移植には恵まれず、すっかりプレミア価格での販売が定着し今から探すのはなかなか困難になってしまっている。ベタ移植でも構わんので、ホント、現行のハード（スイッチさん）とかに出してくれりゃ良いのに、チュンソフトさんも気が利かんのぅ…需要なんて無さそうな駄アレンジの『風来のシレンDS』とかは言われんでも何度も移植するのにな…（苦笑）。 |
掲載日：2004年9月15日
更新日：2022年5月10日
シリーズ別一覧：不思議のダンジョン
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