メタルマックス2:リローデッド
メーカー:角川ゲームス
開発:クレアテック、エンターブレイン
機種:ニンテンドーDS
発売日:2011年12月8日
定価:6090円
ジャンル:RPG


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DS通常版

ついでに犬ころの時計でも

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
7 9 7 8 9 8 8 82
プレイ時間…30~40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ヨロシイぞね!!
・作中で潔いほど吹っ切れた自由度の高さが魅力。最初から行ける所が多く、シナリオ的な縛りも無い。やりたい放題できて、それでいて不親切過ぎて困るって事もない。しっかりバランスが取れていて意外とユーザフレンドリーな点は嬉しい。

・戦車を一度改造したら元に戻せない点、斜め移動できない点だとかDSでの前作にあたる『3』での不満点を綺麗サッパリ解消してきたな、と言う印象。この改造要素はやり込みって部分でも深みをもたせる事はできてると思う。

・静止画だと一見ショボく見えるのだが、動きとか込みで言えば意外とダイナミックな動作があったりして実際の画が良く出来ているのは『3』と同様。ドット画が良い味。戦闘での敵の動きだとかも一見の価値あり。テンポもよし。

・シナリオ面だけでなくシステム面でも自由度が高い。戦車の改造だとか最強を突きつめれば割と決まった改造に行きつくのだろうが、どんな改造でもしっかり丁寧に強化すれば先に進むには苦労しない。
イッカ~ン!!
・敵味方の弾が一斉に飛び交うタイミングだとかに処理落ちし、挙動がアブない気配になる事が多い。今回は突如フリーズしたりは無かったし実害は無いのだが、見ていてヒヤヒヤするのも確か。フリーズ多発だった前作『3』のエンジンを流用してるっぽいだけに遊んでて不安になる事がちらほら…。

・前作からそうだが、発売元エンターブレインのファミ通とのコラボアイテムだとか、サイバーパンク的なゲームの世界観にそぐわない内容の追加要素は興醒めだし要らない。そう言った余計な広告チックな物が視界に入るとゲームへの没入感が削がれるから、わし嫌いなんだけどなー…。余計な所に注力しないでもらいたい。
感想なり。
 元はスーパーファミコンのゲームだが、一本のRPGとして骨太でしっかり遊べる内容。少々見た目は古臭く感じたりもするが遊んでみれば案外気にならない。見た目や内容からしてエンジンを『3』から流用していると思われるが、前作での不満点を綺麗に解消して更に遊び易い内容に仕上げて来た作り込みには素直に拍手。

 多数の敵味方が入り乱れる場面とか挙動が怪しいし実際に細かいバグとかもある様子だが、全体としては丁寧に作られたRPGだと思う。

掲載日:2013年7月29日
更新日:2017年2月6日


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