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パネルでポンDS
メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ、任天堂企画開発本部
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2007年4月26日
価格:3800円
ジャンル:パズル
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 7 | 8 | 7 | 9 | 6 | 80 |
いいねぃ。 |
・これまでのシリーズ作品に比べると、未経験者への配慮がなされているのは嬉しい。具体的にはイージーモードだとパネルの落下速度が大幅に遅くなり連鎖を組みやすくなったことや、どこを入れ替えれば連鎖になるかガイドが出るようになったことなど。漠然とパネルを消すだけでは面白さが分からず、連鎖ができて初めて楽しいと感じることができる作品ゆえ、こういったシステムの追加は良い事だと思う。 ・タッチペン操作は違和感なし。いたって快適です。離れた位置同士のパネルの交換もボタン操作よりラクなため、アクティブ連鎖(=パネルが落ち切る前に次の連鎖を確定させる)を繋げ易い。ニンテンドーDS本体は縦持ちが基本となるが、あまり違和感はない(オプションで変更すれば横持ちでのプレイも可)。 ・COMの強さがかなり上昇してる印象を受けた。上の方の難易度は過去作以上に手応えがあるようにも思えるゆえ、シリーズ経験者でもしっかり楽しめる部分はあると思う。 ・デザインがやたらとオシャレ。過去の作品で登場した妖精さん・ポケモン・ヨッシーなどキャラクターで色が付いていた部分で個性を消した分、幅広い層の人が手に取り易くなったと言えそう(この辺は↓で挙げてるように一長一短ではある)。 ・Wi-Fi対戦ができるため、環境さえ整えばいつでも対戦で遊べたのは良かった。 |
だめよん。 |
・過去の作品のキャラクター(妖精さんや他作品の派生作としてはヨッシー等)がいなくなってしまった。任天堂の作品としては異彩を放つキャラデザが失われてしまい、ちょっと寂しい。当然、ストーリーモードも無くなっている。代わりにCOM対戦モードはあるにはあるけど、ちょっと淡白なのは否定できんところか。全体的に無機質で無味無臭・シンプル路線はデザインで、いかにもシリーズファンより一般人・ゲームファン以外を狙ったDS期の任天堂らしい作りとは言えそうな。 ・ゲームの根本的なルール自体は過去作と一緒である事、ゲームボーイアドバンスの『ドクターマリオ&パネルでポン』が2000円であった事等から、パズルゲーム単独で3800円という価格が微妙に高く思えてしまうのが泣き所。 ・タッチ操作が前提となった影響か、初心者向けのイージーモード以外でも全体的にゲームのスピードが遅くなったのは賛否割れそう。特にシリーズ経験者だと連鎖がサクサク進まなくて少々かったるく思えるかも。 |
感想でごじゃる。 |
見た目がガラリと変わり、Wi-Fi対戦機能も備えたが、中身はいつものパネポン。完成度の割には知名度が低いゲームなので対戦相手に事欠かないWi-Fi対戦機能はありがたい。一方で、いつもとやる事が変わらんため、ちょっと価格が高く感じてしまうのも確か。 シリーズ特有の見た目より高いハードルがかなり下げられている分、未経験者にはオススメできる内容とは言えるカモ。 |
掲載日:2007年6月1日
更新日:2023年10月17日
シリーズ別一覧:任天堂パズル(パネルでポン)
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