メーカー:ポケモン
開発:ゲームフリーク、クリーチャーズ
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2008年9月13日
価格:4800円
ジャンル:RPG(育成)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 77
プレイ時間・・・20~30時間程度
※映像~シナリオは10点満点、総合は100点満点
よいところじゃ!! だめなとこじゃ!!
-ダイヤモンド/パールと同様の点-
・派手さはないが、ニンテンドーDSの性能に合わせ、順当に演出面がパワーアップしているのは前作と同様。

・ポケモンを集めたり育てたりするのが楽しい作りなのもこれまでのシリーズ作品と同様(右に挙げたような欠点も同時に感じたが)。

-新たに感じた点-
・「ダイヤモンド/パール」で最大の問題点だった、戦闘のテンポの悪さはだいぶ改善されており、快適に遊べるようになったのは嬉しい。

・室内でも走れるようになったり、秘伝を使った時の移動速度が速くなったのは改善点と言える。
-ダイヤモンド/パールと同様の点-
・映画や他の「ポケモン」ソフトなど、色々他のものから持ってこないと集められないポケモンがあまりにも多くて、図鑑コンプリートのやる気が失せる。ゲーム内での収拾条件もやり込んだファン向けに調整されているようで難し過ぎる気が。個人的には図鑑を埋めることは大してプレイのモチベーション維持には繋がらなかった。あと、「伝説のポケモン」だの「幻のポケモン」だのが多過ぎると思ったのはワシだけか?

・ストーリー自体はマンネリだし、やることが変わらないので新鮮味には欠ける。最初のポケモンが「ほのお」、「くさ」、「みず」なのも初代からず~っと一緒。ここの部分を変えるだけでも印象は変わってくると思うんだけど・・・。

・セーブにかかる時間は相変わらず長い。10~20秒以上当たり前のように待たされるのはちょっとどうかと思うがね。データ量が多いのは分からんでもないが。
アルツのかんそう!!
 「ダイヤモンド/パール」は戦闘のテンポの悪さから途中で投げ出したが、今回はその辺が多少改善されており、普通に遊べる内容になったのはいい(セーブにかかる時間が長いのは改善されてないけど)。努力値(隠しパラメータ)などを吟味しながら戦う敵を吟味してじっくり育成・・・なんてプレイスタイルは取っていないので、バトル関係の豊富なやり込み要素はあんまりやる気がしない。だけど、四天王までの道のりだけでも結構なボリュームがある。やることは毎回同じで代り映えしないんだけど、何故かダラダラ遊べちゃうのは、それだけ完成度が高いってことなのかもね。

掲載日:08年10月6日
更新日:09年2月15日

関連作品のレビューはこちら!
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール (2006年・DS)


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