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さわるメイドインワリオ
メーカー:任天堂
開発:任天堂企画開発本部、インテリジェントシステムズ
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2004年12月2日
価格:4800円
ジャンル:ミニゲーム集


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 8 8 7 8 5 74
プレイ時間…15~20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ガーッハッハ!最高だよ!(ワリオ様風に)
・相変わらずのシュールでゲヒンなネタの数々が最高(←褒め言葉ね)。一発ネタ的な色合いが濃いシリーズだけに、正直以前の作品ほど爆笑できる感じではないのだが、それでも流石に色々とニンマリできる所は多かった。

・ニンテンドーDSのタッチパネルやマイクといったハード面での新機能を上手く盛り込んでおり、DS独自の操作に慣れる入門用ゲームとして秀逸な作りと言えそう。Wii等でも『おどるメイドインワリオ』がハードと同発で出ており、ギミック入門用としての

・BGMはノリの良い曲が多くて巧く雰囲気を盛り上げてくれているかと。あんまり代わり映えしないグラフィック面と比べると、サウンド部分は音質もグッと上がって進化を感じやすい作りではある。
ふんがー!ダメなんだよ!(ワリオ様風に)
・前作にあたるGBA『まわるメイドインワリオ』よりもボリューム・やりこみ要素が大幅にダウンした点はいただけない。ミニゲームやボス後のデモ、オマケの種類が今までのシリーズ作品よりも少なめなので物足りなさが残る。

・グラフィック部分の作りはゲームボーイアドバンス時代と大差無く、見た目でのインパクトはそれほど感じない(元からベタ塗りの2Dグラフィックなんで、どうしても違いが出しにくいであろうのはワカランでもないが)。

・各ミニゲームの操作だとかルールだとかはちょっと複雑さが増してしまい、分かりやすさって点ではちょっと後退したかな、とも。
イーッヒッヒ!感想だよ!(ワリオ様風に)
 初代メイドインワリオ→『さわる~~』に続く、実質的なメイドインワリオ第3作(2作目の『あつまれ~』は実質的に多人数向けのアレンジ移植なんで)。

 わしが買ったニンテンドーDS本体と同時発売のゲームの中では素直に一番楽しめたのがコレかな。本作もアホくささ全開の作りであり、タッチパネルやマイクなどのニンテンドーDSの新たなギミックを巧くゲームと組み合わせており、新機能や操作方法に慣れるのにはもってこいの内容と言えそう。反面、ボリュームは前作よりもかなり縮小してしまい、やりこみ要素って意味では相当物足りなさがあったのも事実。その点では惜しい作品ではあった。

掲載日:2006年1月21日
更新日:2024年10月22日


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