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1942
メーカー:カプコン
開発:マイクロニクス
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1985年12月11日
価格:4900円
ジャンル:シューティング(縦スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 4 5 6 5 6 51
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高である!素晴らしい!
・80年代後半〜90年代とか難易度インフレ時代よりも前の作品なんで、弾幕だらけとか殺しに掛かって来る敵弾とかそこまで凶悪な要素も無く、(まぁ簡単ではないが)シューティングゲームとしてはオーソドックスで遊びやすい内容かと思う。

・ファミコン初期〜中期のシューティングゲームとしては、ボリュームはそれなりにある方だとは思う。
駄目なのである!撤退せよ!
・ステージが長いのはよろしいのだが、展開に起伏が無く、敵の密度が低くてただ飛んでるだけの事も多かったりして、展開的には少々ダレがちではある。

・BGMらしいBGMってよりはどこか環境音っぽいモノが多くて、いかんせんジミだったり。音らしい音がいかにも安っぽい電子音オンリーだったり、敵を撃墜時の効果音が無かったり、下記のスクロールの粗さも相まって、どうにも手触りがよろしくない。

・同じマイクロニクス社が移植を担当したファミコン版の『魔界村』と同様にスクロールが粗い。常時カクついたような挙動であり、あんま気持ちよさは無い。
応答せよ!こちら感想である!
 カプコンから出ていた2D縦スクロールシューティング『19〜』シリーズの1作目の移植…なのだが、あんまり評判の良くないマイクロニクス社が移植を担当しており、スクロールが常時カクカクしていて重く、操作していて爽快感が無いのが痛い。
 アーケードより性能の劣るファミコンながら雰囲気はそれなりに出ているとは思うが、正直出来自体はそこまで良くないか。完全移植作品が豊富に出ている今では、わざわざファミコン版を遊ぶ価値はあんまりナイかも…(笑)。

掲載日:2024年7月9日


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