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暴れん坊天狗
メーカー:メルダック
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1990年12月14日
価格:6500円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 8 6 6 66
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よきかな。
・主人公が天狗の生首!なんちゅー奇抜なデザインなんだ!…って奇抜な部分に目が行きがちなのだが、シューティングゲームとしては意外と無難にまとまっており、ちゃんと遊べる内容かと。

・建物をショットでバリバリと破壊しながら進んでいくのは豪快で、結構爽快感があって楽しい。

・グラフィックの描き込みなんかは、同時期のファミコンのシューティングとしては意外と凝っている。
イカンぞい。
・動きに妙な慣性がかかっており、慣れるまではちょっと難しい。

・地形なのか背景なのか分かりにくいグラフィックの部分もある(しかも触れるだけでいきなり瀕死級のダメージを受けるなど、少々理不尽にも思えたり)。
感想じゃい。
 伝説の馬鹿ゲー。その半端な知名度ゆえか何かとクソゲー扱いされやすい作品なのだが、シューティングゲームとしては意外と堅実な作り。クセは強くて慣れは要るものの決してウンコって事はなく、しっかりフツーに遊べる内容とは思う。

 摩天楼に現れた顔だけの天狗を操作して建物を破壊しまくる痛快さが良い。そのシュールさは例えようがございませんな。馬鹿なノリを何も考えずに楽しむが吉。

掲載日:2008年3月5日
更新日:2022年8月2日


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