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キャッスルクエスト
メーカー:ハドソン
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1990年5月18日
価格:5800円
ジャンル:シミュレーション


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 8 8 8 6 79
プレイ時間…10~20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
GOODですぞ。
・将棋とチェスのように敵ターンと自分ターンを繰り返し、相手の敵将を倒せば勝ち。駒にはそれぞれ個性がある。ルーレットを回して相手の防御力以上の数が出れば攻撃HITとなるというシステムが独特でかなり楽しめた。運だけでも決まらないし、実力だけでもいけない。得意不得意のバランスなどもあり、加減が結構いい塩梅で絶妙な落とし所だった感じ。細部に渡るまで作りも丁寧で印象は良い。

・キャラのデザインの路線が微妙に小馬鹿臭い。シュールでよろしい。
DAMEですじゃ。
・バトルの結果はトランプの数字の大小で決まり、運次第では勝てそうなバトルも落とす事もままある。ゆえに、結果次第では結構苛つくこともある。
Oh my、感想。
 ファミコン後期に出た隠れた名作。多少運の要素を絡めた将棋みたいなゲームで、はまると結構やめ時を失う。密かにWii WareとかXboxLAとかで続編が出ないかとか期待してみたりもするが、……絶対出ないんだろうなあ。ボンバーマンとか桃鉄とかばっかじゃなく、こういった隠れた名作の続編も作ってよ、ハドソンさぁ~ん。…とか言ってたらハドソン自体消滅してしまったのだが、まぁ今のコナミじゃ…どう足掻いてもムリだろな(合掌)。

掲載日:2009年5月19日
更新日:2018年10月2日


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