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プロ野球ファミリースタジアム'87
メーカー:ナムコ
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1987年12月22日
価格:3900円
ジャンル:スポーツ(野球)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 6 5 6 61
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひのである!
・基本となるシステムは前作のファミリースタジアムを踏襲しており、野球ゲームとしての完成度は高めかと。

・良く言えば1点の重みがあり緊迫した試合展開になりやすいバランス、とは言える。相手のミスを見逃さずに戦う必要があるって意味で、緊張感はある。
イカンぜよ。
・ポンポンと打球が飛び大味だったバランスの前作と一転して、やたらとボールが飛ばない&バッターボックス内で動ける範囲が狭く変化球に対応しづらい等、投手有利のバランスとなっている。……のだが、コレはコレで極端と申すやら、ちょっとやり過ぎの感アリ。

・相変わらずパリーグ側の扱いは悪く、一部チームが連合チームとして無理矢理ひと括りで扱われているのはヒドイ。

・ゲーム内容には関係無いのだが、パッケージやカセットのデザインが前作そのまま(シールだけ貼って誤魔化している)なんで、非常に手抜き臭い。
THE 感想。
 ファミスタの2作目で、前作のデータ更新版的位置付け。基本的には前作通りの内容と思うが、大きく変わったのがバランス部分で、打者優位だったバランスから一転、打球の飛距離が大きく下げられ投手有利のバランスになっている。まぁコレはコレでアリとは思うのだが、ちょっと極端過ぎる調整にも感じられたり。
 子供の頃によく対戦で遊んでいたモンだが、本作はやたらと三者凡退が連続するジミな展開になりやすく、結局前作に戻っちまったっけなァ…と思い出す今日この頃ではある。まぁ好みの問題だったとは思うし、コレはコレで良かったのかも…とは思うけども。

掲載日:2021年3月30日


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