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ファミコンウォーズ
メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1988年8月12日
価格:5500円
ジャンル:シミュレーション


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 5 9 8 7 78
プレイ時間…40〜50時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかですたい。
・パソコン等ではかなり複雑なジャンルのゲームとして存在する戦略シミュレーションだが、本作は比較的シンプルな作りで、システム面がかなり簡略化され、ランダム要素が少ないため、戦闘結果が予測しやすいメリットがある。上手く収入を増やして兵器を整え進軍するという流れが分かりやすいため、敷居が低い。

・グラフィックがポップな感じであり、あまり重さを感じさせないのも本シリーズならではの味である。

・ファミコンのシミュレーションとしてはボリュームはそこそこある方か。マップだとかショーグン(本作の段階では結果画面での登場のみで個性は無い)のネーミングセンスもいい……ってか、現在では考えられんような結構ヤバいネーミングも多めで、その辺のヤバさもまた味わい深い。

《スコアに反映させて無いけど印象的だった点》
・なんと言ってもCMである(「ファミコンウォーズが出〜るぞ♪」のアレね)。昭和生まれの人だと、ヘタするとゲーム内容よりもこっちの方が印象に残ってる人もいるかも…(笑)。
だめですばい。
・COMの思考時間が長く、快適性は今一歩。発売当時からしても待ち時間は長めであり、見てるだけの時間が続くのが欠点。

・シリーズ通しての欠点だが、自軍と敵軍の戦力が均衡し膠着状態に陥ると根気勝負になり、勝ちが見えてからでも決着まではかなりターン数が掛かったりもしてダレがち。攻略には気力が必要だったりする。
感想。
 シンプルな作りが嬉しい戦略シミュレーションゲームであり、ファイアーエムブレムと並んでわしが好きだったシリーズの1つである。ドカーっと楽しさが押し寄せてくるタイプのゲームじゃなくて、チマチマネチネチと遊ぶのが楽しいタイプの作品ですな。

 Wii等のバーチャルコンソール版だと、敵ターンで高速化して遊べたりしたんで、本作の大きな欠点「待ち時間が長い」を気にせず遊べたり。スイッチさんオンラインのファミコンにも入ってるが、そちらは早送りが無いのが残念。

掲載日:2008年1月7日
更新日:2020年9月8日


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