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マイクタイソン・パンチアウト!!
メーカー:任天堂
開発:任天堂開発第三部
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1987年11月21日
価格:5500円
ジャンル:スポーツ(ボクシング)
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ファミコン版-VC (マイク・タイソン?そんな奴ぁ居なかったよ!) Wii版(リメイク) |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 7 | 7 | 8 | 5 | 6 | 72 |
It's cool!スンバラシイデ〜ス。 |
・チマチマと小さいキャラクターが動き回ることが多かったファミコンのゲームにしては珍しくキャラの描写が大きめで迫力あり。デザインは色々とシュールな部分があるが(元となった絵のタッチも、ドット化されたアレンジ部分においても)、それが逆に味になっている面もあるように思う。 ・序盤こそ簡単だが、中盤以降は鬼のように難しいだけあり、苦労して相手をダダーンとノックアウトした時の爽快感は他ではなかなか味わえない趣がある。勘だけでは勝てず、緻密に相手の隙を狙うのが重要であるだけに、自分で攻略したという達成感を味わえる作りと言える。 |
Oh…イケナイデース。 |
・良くも悪くも、完全に覚えゲー。敵の攻撃パターンを把握しないことには何も始まらないと言う、かなり割り切った作り。ってか、最後の2人強過ぎるよー! ・ノックダウンされた時だとか、ここぞの攻撃の場面だとか、何かとボタンを連打することが多いシステムなんで結構疲れる。まあ、攻撃に限っては闇雲に打ち込むよりはかわして隙を突く方が遥かに大切だけどネ。それに伴って瞬時の見切りも必要になってくるため、やはり疲れることには変わりない(攻撃を仕掛けてくる前の前兆は必ずあるのだが、見切るタイミングがシビアなんで適当に入力しては勝てないバランスのため)。 ・メッセージが英語なんで細かい意味合いが分からん!!何か変なこと言ってるゾ、ってのはなんとなく分かるが…。 |
Commentですけん。オタケサーーン(謎) |
(かつての)ボクシング界のスーパースターである)マイクタイソンをメインキャラに据えたゲーム(さて、何度も暴力沙汰で逮捕されてたよーですが、今はどうされてるんでしょうか?)。 元はアーケードらしいが、残念ながら遊んだことは無い。内容的にはかなりハードな覚えゲー。敵の攻撃パターンを見極めて的確にかわしつつカウンターで相手にダメージを与えていくのが肝要。闇雲にボコボコ打ってるようではなかなか勝ちには繋がらない。『スポーツやってる人間もやっぱ頭が重要なんだよ、頭使わないとボケるよ』って言う開発者の熱いメッセージが込められている作品と言える(……かどうかまでは不明)。 |
掲載日:2011年2月21日
更新日:2019年11月19日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 8 | 6 | 9 | 6 | 8 | 78 |
熱いぜ!すっげぇいいぜ! |
・回避や攻撃を駆使して戦う、プレイヤーの力量のみがひたすら試されるストイックなボクシングゲーム。ボタン操作は単純だが、それだけにプレイヤーの技量がシンプルに影響されるのでダイレクトに動かせる。 ・登場するそれぞれの敵の見た目や攻撃パターンが豊富。正統派のボクシングを挑んでくる敵が大半だが、普通のボクシングらしからぬ攻撃を仕掛けてくる相手もいて、手数の多さも面白い。相手の動きを読んでのバトルが激しく楽しめる。 ・曲数は少ないものの音楽、良いですね。ボクシング特有の、孤独かつ熱い戦いの雰囲気とよく合ってると感じた。 |
冷めちまった!こりゃ駄目だ! |
・難易度がかなり高く、敵のパターンが読めない段階では為す術もなく何度も倒されてしまうゲームバランス。トライ&エラーをこれでもかというほど強いてくる上、この時代のゲームらしく難易度もかなり高いので、かなりストイックな戦いを強いられがち。終盤になってくると一撃必殺の攻撃を放ってくる敵も登場し、本当にキツい。 ・ゲーム中の会話等が全て英語で展開されるので、英語が分からないと楽しみきれず辛い。中学生レベルの英単語が分かればなんとなく読めるとは思うが、英語のスラングも兼ねた表現もあるので、カタカナ表記等で描写してほしかったところ。 |
ノックアウトされながら感想。 |
シンプルな操作かと思いきやとてつもない高難易度のゲーム。初見殺しの技や、強靱すぎるフィジカルを持つ敵がこれでもかと言うほど出てくる。このストイックさはある意味、本物のボクシングと通じるモノがあるのかもしれないが…これはかなり難しい。ゲーム内容としては高難易度かつストイックに楽しめるアクションボクシングゲーム。 続編も少しは出ているが、個人的には任天堂のゲームの中でも高難易度でマイナーな位置付けのゲームのイメージだったが、キャラがよく立っているおかげか、スマブラにもファイターとして参戦している。本作をやりたい人は、Nintendo switch Online加入者特典のファミリーコンピュータでプレイする事も出来る。 ただ、こちらで配信されてるものやVC版ではマイク・タイソン氏の度重なる不祥事のせいか、利用許諾を得るのが面倒なせいなのか分からないが、VCやNintendo switch Onlineのファミリーコンピュータではマイク・タイソンの名は冠していない。代わりにマイク・タイソン氏がゲーム中に登場していない『パンチアウト』の特別版が配信されているので、ゲーム中でマイク・タイソン氏と戦う事は出来ない。 しかしながら、今からプレイするなら、巻き戻し機能なども駆使して遊べるNintendo switch Onlineのファミリーコンピュータで遊んだ方が総合的には快適に楽しめると思う。 |
掲載日:2019年11月19日
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