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おにゃんこTOWN
メーカー:ポニーキャニオン
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1985年11月21日
価格:4900円
ジャンル:アクション
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
5 | 1 | 3 | 4 | 3 | 4 | 34 |
良いんだにゃ〜ん。 |
・キャラの動きのパターンが昔のゲームにしては凝ってるとか、ステージ毎に背景の色が変わるとかは、まぁしっかり作られてる要素ではある。え?ムリヤリくさい?やー…「良い所」で挙げられるような箇所が本気でねェんだよ…(苦笑)。 |
駄目なんだにゃ〜ん。 |
・内容が薄いし、ゲームバランスも悪い。まぁ内容の薄さ・ボリュームの無さに関しては、ファミコンの初期〜中期のゲームとしては(薄いにしても)割とありふれたレベルであり、そこまでダントツで酷いってレベルでもない。とは言え、ゲームバランスは上昇曲線がやたらとキツくて序盤からプレイヤーを殺しに掛かって来てるし、挙動もモッサリで爽快感も皆無なのが、アクションゲームとしてはかなりキツイかなーって印象ではある。 ・「細い通路でフィールドが構成されてて、地面に穴を掘って敵を落として倒せる」ってシステム部分からして参考にしているのは『平安京エイリアン』辺りと思われるが、二番煎じの割には明らかにチープでバランスも悪く、敵は追尾性能がやたらと高くていやらしく、倒しても一瞬で別の場所からガンガン湧いて更に窮地に追い込まれやすく。「うろつく子猫を助ける」って目的にしても、子猫を抱えるとただでさえ遅い歩行速度が一層遅くなる…とか、嫌がらせとしか思えん仕様なのにゲンナリ…。遊んでいて面白いって感じる部分がホントに見当たらないのが辛い所。 ・何よりしんどいのが耳障り過ぎるBGM。キンキンと甲高いノイズみたいな音で、しかもそれがたった数秒で延々とループする。あまりに酷い出来であり、「コレさ、テストした開発者とか耐えられたんかね?」…と疑問に思ってしまったり。 |
感想ぞな。 |
ようつべさんの動画とか各種レビューサイトだと「とんでもないクソゲー!」とか「エンディングすらない永遠ループ!」とか必要以上に叩かれがちな作品だが、どちらの要素に関しても、ファミコン初期のゲームとしては別に珍しくもない、まぁごく普通の要素ではある(なお、本作の僅か2ヶ月前に『スーパーマリオブラザーズ』が出ていてよく比較もされているが、マリオにしたってほぼEDナシのループ物だしね)。まぁ「ありふれた…」って言っても低いレベル側でありふれた…であるが。 そして、BGMはホントに、純粋に、兎に角「酷い」の一言。キンキンと甲高いノイズ音が数秒で延々とループするメインBGMはもはやボリュームをゼロまで下げて一切聴きたくないレベルの質の悪さ。個人的にはファミコンでサイアクのサウンドって言ったら本作を挙げたい。 |
掲載日:2023年2月28日
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