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スーパーマリオブラザーズ
メーカー:任天堂
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1985年9月13日
価格:4900円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
9 10 10 10 10 8 98
プレイ時間…200〜300時間以上
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ヒーヤッフゥー!ハハー!(よかばいねー)
・2D横スクロール型のアクションゲームの祖であり最高峰の存在だったとも言える偉大な作品。今でこそ当たり前だが、画面が高速でスクロールするアクションゲームというのは非常に画期的であり、スピード感・爽快感は圧倒的なものがあった。

・アイテムや敵の配置も絶妙であり、意地悪さ・理不尽さを感じにくいバランスなのも流石。80年代中頃からアクション・シューティングゲームはどんどん難易度が凶悪化して理不尽さも増していったが、このゲームはなるべくそのような理不尽さを感じにくいバランスに構築してある。それでいてしっかり歯応えもある。計算し尽くされたバランスである。

・流れるように右へ右へとスクロールするスタイルは、1画面完結型のアクションが多かった当時としては画期的。青空が広がる野山だったり暗い洞窟だったりはたまた敵の城塞だったり。黒一色の背景が主流だった当時のファミコンゲーとしては舞台も広々としたデザインが独創的であり、見た目でも楽しめる作りだったように思う。

・ワープゾーンや雲の上のボーナスステージなど豊富に仕込まれた隠し要素の数々。ノコノコを踏み続けるお馴染みの「無限1UP」や壁にめり込むワザ、チビファイヤーマリオなど、バグの範疇に入る裏ワザの数々もゲームを面白くしている。フリーズだのセーブデータが消えるだのの類の不具合はユーザに何らメリットは無いが、遊ぶ上で賑やかし・アクセントになり、実害の無い裏ワザは楽しい。狙って仕込んだなら神。…って、流石にそれは無いだろーが。
マンマ・ミーア(イカンのですタイ)
・これといって大きな欠点は無い。が、あえて言えば、後半は難易度が高く、操作にそれなりの技術を必要とするため、ある程度ゲーム慣れした人じゃないとキツいかも(最近のマリオシリーズに比べれば2回りくらいは難しいんで)。
イッツミーザ・感想。
 任天堂を代表するキャラクターであるマリオの出世作となったアクションゲーム。1画面〜数画面の完結型の小ぢんまりとした作りのアクションが多かった当時のアクションゲームとしては破格のスケールとスピード感を持つ、ある意味では革命とも言える存在でもあった。

 わし個人としてもTVゲームにハマるキッカケとなった存在であり、スタート地点でもある。ある意味では人生を変えたゲームですらあり。まぁ…、良くなったか悪くなったかは分からんけどな(苦笑)。

掲載日:2005年10月22日
更新日:2020年6月14日


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