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ガンスモーク
メーカー:カプコン
機種:ファミリーコンピュータ ディスクシステム
発売年月日:1988年1月27日
価格:3300円
ジャンル:シューティング(2D・縦スクロール)


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西部のガンマン気分で拳銃でも…
はヤバイので水鉄砲をどうぞ!

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 8 8 8 6 73
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかねー。よかばいねー。
・色物っぽい見た目に反し、意外と真っ当で堅実な作り。ファミコンのシューティングとしてはなかなかシステムも見た目も凝った作り。AボタンとBボタンの押し分け・同時押しで扇型に左右に撃つ方向を変えられるのが、遊んだ感覚としてはかなり新鮮。他のゲームで見られん奇抜な操作方法(≒真っ直ぐ撃つのがAB同時押しとか!)な割には思ったよりはすんなり慣れる事が可能。

・演出はなかなか凝ってて見栄えが良い。ステージ合間のデモ画面は雰囲気があって良い。道中はやや簡素な見た目だが、遊びやすさ重視の作りでスッキリして見やすい。ウェスタン全開なグラフィックやサウンドはTVゲームとしては比較的珍しい事もあり、なかなか新鮮。ウェスタン一色かと思えば変な忍者とか出て来たり、なんかごった煮感もあるが、思った程の違和感は無い。「なんで忍者やねーん」ってネタとして楽しめるし、コレはコレでアリ。

・画面の四方八方からザコ敵が湧いて来て、必然的に避けきれずミスも増えるのだが、その辺を配慮してか救済アイテムが結構ガンガン手に入る(道中のオバサンの店で馬を買えば3発まで被弾に耐える等、割と高性能)。難易度自体も同時期のシューティングとしては比較的ユルめ(簡単でもないが)なんで、シューティング慣れしてない方でも楽しめる作りと言えそうな。
イカンぞう!
・プレイヤーは前方にしか攻撃出来ないのに、中盤あたりから後ろから襲って来る敵がやたら多くなり、必然的に画面下側の方で好き勝手動かれる時間も伸びて敵弾を避ける必要性に迫られるのが面倒と言えば面倒。

・ディスクシステムのゲームって事で、チョイチョイとロード待ち時間が入る点はちょっと気になる。
THE 感想。
 あんまディスクシステムにやる気の無かったカプコンとしては珍しい、ディスクシステム向けソフト。

 アーケード版は複数のボタンの押し方で3方向に弾を打ち分けるシステム、そしてやたら高難易度だったらしいのだが、そちらはやった事無いんで比較はしませぬ出来ませぬ、まぁ割と別モンらしいですけどもね(あれ?わし、PS2かなんかの移植版持ってたよーな?起動した記憶ねーな)。
 中身は見た目の色物っぽさに反して堅実に遊べる作りで、雰囲気作りも良い。

掲載日:2019年3月5日


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