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VS.エキサイトバイク
メーカー:任天堂
機種:ファミリーコンピュータ
発売年月日:1988年12月9日
価格:2600円
ジャンル:レース


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 8 8 7 8 6 76
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
イヤッハー!最高だぜぃ!
・基本的には良作だった前作を踏襲した作りだが、新たに画面を上下に分割しての2人対戦モードが追加され対人戦が可能になった。1人用はコース数が増えてボリュームがUPした他、スコアの概念が取り入れられた点でやり込み要素が向上した印象。

・レース中はバイクのエンジン音だけだった前作と異なり、レース中もBGMが加わりしっかり盛り上げてくれるようになったのが◎。曲調から判断するに、シムシティー、スーパーマリオカート、ワリオの森等のファミコン後期〜スーファミ初期の名作のBGMを多数手掛けたの岡素世氏の作っぽい?それら名作と同様、本作も疾走感のある良い曲揃いである。

・お馴染みコースエディットモードも続投し、ディスクにセーブできるためじっくり時間を掛けて作って電源を切ってもすぐ遊び直せるようになったのがジミながら嬉しい要素だった。操作性も向上し、全景を見渡しやすくなりデザインしやすくなったのもありがたい。
お〜の、イカンぜよ。
・実際に遊んでみれば色々と前作から改善されたと気付ける点は多いのだが、パッと見だとややジミであり、それほど代わり映えしない感じに見えてしまう点はちょっと損してたカモ。
感想ですたい。
 家庭用ゲーム機版としては2作目となる『エキサイトバイク』(レビューはこちら)の新作。基本的には前作のバージョンアップ版って感じではあるが、手を加えられている部分も多く、実質的には完全新作と言って良い程に作り直されている。ただい発売時期がディスクシステムが廃れ始めてからの登場で、しかも近い時期に『スーパーマリオブラザーズ3』や『ドラゴンクエストIII』などの超大作に埋もれてしまった感が強い。出来自体はしっかりした作りで良く出来ているのだけども…(笑)。

 カセットでのリリースがまた主流になった以降、ディスクシステム末期の作品で移植機会にも恵まれなかった悲運の名作って印象が強かったが、スイッチさんオンラインに収録されて気軽に遊べるようになったのは嬉しい。エキサイトバイクの決定版って事で、遊んだ事の無い方は是非どうぞ♪

掲載日:2022年9月6日


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