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CROC
メーカー:THQ
開発:アルゴノート
機種:ゲームボーイ(カラー専用)
発売年月日:2000年(日本では未発売)
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 3 4 4 4 5 42
プレイ時間…3〜4時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最ッ高デ〜ス。
・アクションゲームとして奇抜な操作とかは無く、ジャンプと攻撃だけなんで極めてオーソドックス。初見でもそれなりに動かせるって意味では敷居は低いかと。

・基本横スクロールアクションゲームで多少上下移動があって、攻撃方法はディディーコングみたいなスピンアタックで、たまにちょっとしたミニゲームが挿入されて…って基本的な作りは『スーパードンキーコング』に非常に近い。超劣化版『スーパードンキーコング』的な感覚では遊べる(褒めてネー)。
イカンのデ〜ス。
・シンプル過ぎるアクションに抑揚の無いステージ構成と、アクションゲームとしてはかなり古臭い感じで、遊んでいてかなり退屈な作り。シンプルな操作でも面白いモノはいくらでもあるので(マリオなりカービィなりロックマンなり)純粋に作りが雑で作る側の力量不足なんだと思う。

・挙動部分もジャンプ速度が速すぎるとか頻繁に画面が上下左右にズレて先が見通せない・距離感を掴みにくい・目が疲れると、色々と配慮が足りない。スクロールしないと見えない場所に敵が配置されてて、見えずに突貫する事故が頻発するのも理不尽であり、その辺のユーザに対する配慮が全般的にまるで足りてない。

・↑で『スーパードンキーコング』ライクと書いたが、半端に背景の描き込みが細かいせいで地形かただの背景か分かりづらい箇所が多いのもしっかりソレ似ではある。

・敵は見た目の種類は多いものの大半は左右を行ったり来たりするだけでバリエーションが非常に少ないのも面白く無い(ボス敵すらソレ一辺倒なのが余計に手抜きくさい)。もうちょっと動き・性能に個性を付けてくれても良さそうなモンだが。

・サウンド部分もかなり酷い作り。BGMがキンキンとヘンに響く曲がやたらと多く、非常に耳障りに感じた。効果音もノイズ混じりかつ「みょい〜〜ん」って変なジャンプ音だったり、品質は良くない。
感想ヤデ、オタケサン。
 アルゴノート社が任天堂と組んで『スターフォックス』『ワイルドトラックス』等を手掛けた後にヨッシー続編の開発で揉めて喧嘩別れして出した『クロックパウパウアイランド』(=当初はヨッシーのゲームだったらしいが品質が悪くて任天堂からボツにされたあと自社発売、レビューはこちら)の携帯機版。

 『スーパードンキーコング』みたいな作りなのだが、全体的に作りは粗く、似た作りになってるだけに比較してしまって余計にショボさが際立つ作りではある。ハード性能が低いゲームボーイという事でオーソドックスな2D横スクロールアクションゲームになったのだが、ステージ構成もただのぺーっと左から右に進むだけで抑揚が無く非常に陳腐で退屈な作り。遊べないほど酷い内容ではないものの、ファミコンの中〜後期頃に乱発された『スーパーマリオブラザーズ』似で数段劣化させたみたいなB級作品を10〜15年遅れで遊んでた印象に近い。革新的な技術で定評のあったアルゴノート社の強みが全然活かされていない、見どころの無いゲームだったなァと。

 わしがカントーに出稼ぎしてる頃にお江戸は秋葉原の海外ゲームを取り扱ってたゲーム屋で買ったゲームのウチの1つである。欲しくて買ったってよか、安く(=1980円とかそこら)売ってたし見たこと無いゲームだから怖いもの見たさで手を出しただけだが、見事に失敗した。まぁコレはコレで思い出ではある(笑)。

掲載日:2026年6月2日


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