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ドンキーコング
メーカー：任天堂
開発：任天堂情報開発部、パックスソフトニカ
機種：ゲームボーイ
発売年月日：1994年6月14日
価格：3900円
ジャンル：アクション（2D・パズル）
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 7 | 8 | 9 | 8 | 9 | 8 | 87 |
| よいとこある。 |
| ・初代の『ドンキーコング』の移植＋大幅なコース追加で、懐かしさと共に結構な目新しさもある。画面内の好きな場所に床やハシゴを設置できるアイテムやドンキーとの直接対決ステージ等の新要素、物を持つ・投げる、逆立ち、大ジャンプ等の新アクションも追加されている。 ・全100面あり、携帯機のゲームにしてはなかなかボリュームがある。アクション要素とパズル要素が程良く組み合わさった内容で、1ステージあたりのプレイ時間が短くサクサク進むため手軽に遊べる。 ・グラフィックは昔の『ドンキーコング』の延長上にありキャラは小さめだが、動きは豊富でマリオもドンキーも他の敵もかなり凝っている。当時のゲームボーイの液晶の残像が残りやすいという性質を考慮してか激しいスクロールが無いのも、ハードに合わせてしっかり考えられた仕様かと。 ・攻略に必要になるアクション＆ギミックやその効果はステージ間のデモで紹介されるのも程良く親切。デモの内容もマリオがドンキーを追う展開で適度にコミカルさもあり、長ったらしいムービーでも無いのでイライラしないのも良し。 |
| だめだめある。 |
| ・4ステージごとにセーブはできるが、携帯機作品って事でもっと自由に中断できれば便利でなお良かったとは思う。あと、4面ごとに残りタイムに応じて残機が増えるが、100秒で1人増えるため簡単に上限の99人までカンストしてしまい、大してありがた味は感じないカモ…。 ・物語はひたすらドンキーコングを追っていくだけなのでアクションゲームにもストーリーを追求する人には退屈な展開かも。まぁ別に、マリオシリーズにストーリー性を期待する人は少ないとは思うが（笑）。 ・難易度はそこまで高くはない方だとは思うが、最後の方（終盤の方とラスボス）はそれなりに難しい。スーファミ以降のマリオシリーズみたいな救済措置（持ち込めるアイテムストックや直接的なお手本プレイ等）は無いんで、その辺は元のアーケード版と同様に旧来型のアーケードスタイルではある。 |
| 感想あるよ。シャチョサ～ン。 |
| 最初の『ドンキーコング』の移植と思いきや、アーケード版の最初の4ステージ後にズラリと面数が100用意されていたり、アクションも色々追加されていたり、実際はほとんど完全新作だったりする。パズル的色合いの濃い良作アクションゲームですな。 ちなみに、三段跳びチックな逆立ちからの連続ジャンプやバク転なんかのジャンプアクションは『スーパーマリオ64』等の3Dマリオシリーズでも踏襲された物が多いって意味ではマリオ本編に与えた影響も大きい。 本作の後継作品としてニンテンドーソフトウェアテクノロジーが開発を担当した『マリオVS.ドンキーコング』シリーズがあるが、そちらよりも任天堂内製に近い（＝ファミコン時代から宮本茂氏の率いる情報開発部と組んで色々作ってたパックスソフトニカとタッグ）って事で、こっちの方が俄然出来が良いかと。そして安いんで、未プレイの方は是非ともどうぞ。今遊んでもしっかり楽しめる内容で古さを感じない内容ですんで、俄然おすすめですぞ♪ なお、スーパーファミコンの周辺機器であるスーパーゲームボーイ対応で、スーファミで遊ぶと独自の配色や専用のフレーム（アーケード版の筐体チックなデザイン）が用意されてたりしたのだが、後の移植ではあくまで「ゲームボーイカラーで遊んだ時の配色」止まりで、せっかく用意されたスーパーゲームボーイ対応の要素は再現されていないのはチト残念かも。 |
掲載日：2004年9月1日
更新日：2025年3月11日
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