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カエルの為に鐘は鳴る
メーカー:任天堂
開発:任天堂開発第一部
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1992年9月14日
価格:3900円
ジャンル:アドベンチャー
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GB版 3DS-VC VC用に2DSでも |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 8 | 8 | 9 | 9 | 6 | 8 | 81 |
すンばらしい! |
・独特の台詞回しや随所に散りばめられたネタの数々は秀逸。物語の進行のテンポも良く、ゲームの世界にグッと引き込まれる。任天堂には珍しいテキスト部分のパワーに頼った作り。高度な操作を行えないハードに合わせた仕様とも言えるか。 ・アドベンチャー、RPG、アクションと複数のジャンルに跨った作品ではあるが、シンプルで分かりやすくまとめられた操作系統&システムのお陰か複雑さを感じる事は無い。アクションが苦手な人でも問題なく楽しめる内容かと。 ・どこでもセーブできて気軽に中断できる仕様なのが嬉しい。 |
イカンぜよ! |
・シンプルな操作面、ほとんど自動で進行してプレイヤーが干渉する余地がほぼ無い戦闘など、色々と簡略化され過ぎてて、少々退屈に感じることも。ゲームとしては若干薄味な点は否めんか。 |
感想じゃい |
任天堂開発一部製作のアクションRPG寄りのアドベンチャー。「簡略化したゼルダの伝説を基本に、シナリオ成分で肉付けした感じ」とでも言えるか。 ゲームとしては色々複雑さを取っ払っており、シナリオを楽しむのに特化した内容。任天堂作品としてはかなり珍しいタイプのゲーム。さながらギャグマンガを読むような感覚で楽しめる良作アドベンチャーゲームだと思いますぞ。あの脱力系のノリや突拍子のない展開がタマランですな。 |
掲載日:2005年1月14日
更新日:2021年2月9日
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 8 | 9 | 8 | 7 | 6 | 8 | 81 |
うむ!よきにはからえ!(良いところ) |
・愛嬌があり、どことなく暖かみのある世界観。ゲームボーイのゲームの世界観といえど全体的にシンプルなようで単純ではない、子供向けのようでそうではない仕上がりになっている。 ・セーブがいつでも出来たり、キャラの操作にクセが無かったりとプレイが中々快適だった。 ・謎解きはゼルダシリーズのようだが難しすぎず、それでいて少し考えさせられるくらいの丁度よい難易度。 ・所々にある小ネタが豊富で、任天堂関連のネタや当時のテレビのネタ(糸井重里氏の徳川埋蔵金ネタとか分かんねーよ笑)やらも豊富。キャラ同士の掛け合いも面白く、どんどんゲームの世界へのめり込んでいく。 |
つまらぬだと〜!てうちにいたす!(悪いところ) |
・良くも悪くも一本道。何処へ行ったら良いのか分からなくなる事は少ないが、ストーリー一筋のゲームなので個人的にはサブイベントやらももっと豊富にあってくれてもよかった。 ・ラスボスがアッサリしすぎ。もうちょっと倒し応えが欲しかった。 |
それでは、さらばだ!(感想です) |
パッケージの見た目は正直言って子供向けの緩いゲームにしか見えないが内容自体は意外や意外。しっかり作り込んであって実にゲームらしいゲームになっており、見た目よりは大人からしても受け入れられやすいと思われる。 サクッとクリア出来るゲームなのでボリュームは少なめだが、その分複雑なゲームが嫌になったような方にもオススメである。 余談だが本作は現在もホームページが残っていたり、本作のキャラがゼルダの伝説 夢をみる島にも少し出ていたり、発売から20年以上経っているのにスマブラforにもちゃっかり出演していたりetc…、と妙に任天堂から陰ながら愛されている気がする。今なら3DSのバーチャルコンソールでも安くカエル…買えるのでおすすめです。 |
掲載日:2016年10月31日
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