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コロコロカービィ
メーカー:任天堂
開発:任天堂 開発第二部
機種:ゲームボーイ(カラー専用)
発売年月日:2000年8月23日
価格:4500円
ジャンル:アクション(2D)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
7 | 7 | 8 | 9 | 7 | 6 | 76 |
まァ凄い! |
・ソフトに傾きセンサーを内蔵しており本体を傾けて遊ぶのだが、これが今までにない操作感覚で楽しい。ついつい体も一緒に傾けてしまう。奇抜なギミックが前面に出ていて一発ネタになりそうなモンだが、しっかり練り込まれたバランスになってるのは任天堂らしい完成度の高さ。本体ごと傾けて遊ぶってスタイルは据置機ではできない独自のスタイルであり、オンリーワンの存在感もあった。 ・任天堂の動きセンサー系のゲームとしては誤動作とかヘンな挙動のクセも無いんで遊びやすいのも◎(GBA『まわるメイドインワリオ』とかWiiの『Wiiモーションプラス』だとニュートラルの位置が度々ズレて再設定の儀式(→平らな場所に置いてセンサーを初期化する)が必要とか、結構クセはあったのでネ)。 ・難易度は若干高めにも感じるがまあ適切な範囲で手応えを味わう事ができるバランスと言えそう。各種ミニゲームも楽しい。 |
あらイヤン。 |
・本体を傾けると当然画面も傾いてしまう。ゆえに、反射等で画面が見えにくいと感じる事が多かった。ゲームボーイの画面の小ささもあって、ハデに本体を傾けまくる本作の仕様とはあんまり相性は良くない。 ・この手のセンサー搭載のゲーム全般で言える事だが、ハデにゲーム機本体を動かす関係上、他の人がいるような場所だと少々遊びにくい(ぶつかって迷惑になる恐れがあるとか、他人様の目が気になるとかはある)。 |
感想じゃい。 |
傾きを検知するセンサーをカートリッジに搭載する事でゲームボーイ本体を傾けて遊ぶという斬新なスタイルを持つアクションゲーム。 カービィをボールと見立てた『カービィのピンボール』・『カービィボウル』・『カービィのブロックボール』に連なる作品とは思うが、カービィながらHAL研究所ではなく任天堂が開発しているので、ちょっと従来のシリーズ作品とは雰囲気が異なる感じもある。ギミックが前面に出たゲームながら、操作部分・難易度のバランスは調整された出来であり、しっかり遊べる内容に仕上がっているかと。画面が見づらいという欠点はあれど、操作感覚はなかなか独特で面白い。 今だとスイッチさんオンラインのゲームボーイで手軽に遊べるようになったので、未経験の方は是非ともそちらでどうぞ。ジョイコン・プロコンのコントローラの傾けだけで操作できるんで、GB版の欠点だった画面の見辛さが改善されているのも地味ながら嬉しい要素と言える(携帯モードならGB版と同様の本体を傾けるスタイルだが、画面がGBより遥かに大きく反射もしづらいって点でやはり遊びやすくなっている)。 |
掲載日:2008年1月18日
更新日:2023年8月1日
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