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ヨッシーのクッキー
メーカー:任天堂
機種:ゲームボーイ
発売年月日:1992年11月21日
価格:2940円
ジャンル:パズル


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 6 7 6 7 5 63
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ここが良いんです。
・キャラクター(クッキー)ではなく列そのものを動かすって点では奇抜だったが、縦・横に同じ種類のクッキーを並べて消すルール自体は非常に分かりやすく操作もシンプルなため、何回か遊べば簡単に慣れることが可能。

・同じ任天堂のパズルゲームである『ドクターマリオ』や『ヨッシーのたまご』と比べると連鎖を組むのが若干複雑な分、戦略性って意味ではこちらが上か。

・対戦モードは同時に4人までOKなのはファミコン版には無い特長と言える。攻撃があちこち入り乱れて賑やかさがある。攻撃が自分に有利に作用するかが○×マークで示される点はファミコン版より分かりやすい。
ここがダメなんです。
・パネルの数が多い上に色が白黒なので判別が付き辛く、ちょっとパニックに陥り易いのが悩みの種。

・4人まで対戦できるのはゲームボーイ版の特権だが、そのためには本体・ソフトが各4台+4人用の対戦ケーブルが必要で、環境構築のハードルは高い。1対1のファミコン版よりは戦況が荒れやすいものの、やはり効果的にプラス効果で相手を攻められる巧いプレイヤーが圧倒的に勝ちやすいため、ある程度腕前が均衡してないと一方的になりがちではある。

・一人用は淡々とクッキーを消していく作業に陥りがち。プレイに起伏のあるような内容ではなく、特に後半ステージは地味で忍耐力が要り、盛り上がりにも欠ける印象。
感想ばい。
 シンプルルールで手軽に遊べるパズルゲーム。ファミコン版(レビューはこちら)と同日発売だが、こちらは4人まで同時対戦が可能。ピーチとクッパが出るのはこちら限定。ソフトの値段は安いが人数分のカセットが要るので環境を揃えるのは大変って意味では一長一短か。

掲載日:2011年1月23日
更新日:2022年1月4日


シリーズ別一覧:任天堂パズル/ヨッシーシリーズ

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