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ファイナルファンタジーI・IIアドバンス
メーカー:スクウェア・エニックス
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年7月29日
価格:5800円
ジャンル:RPG


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GBA版

サントラ

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
8 8 9 7 8 7 7 80
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかでごわしょう。
・名作ファイナルファンタジーの1・2がカップリングされて遊べる。FFのリメイクはオリジナル版をそのまま移植したモノが多かったが、本作はファミコンからGBAに移植されるにあたり、ドット絵も描き直され、それでいてイメージも崩れていないって点が良し。

・FF1はオーソドックスなRPGスタイルで遊びやすい。FF2は成長システムに癖があるが、ファミコン版よりもバランスが見直され遊びやすくなっているのが◎。

・ダッシュが可能だったり、難易度がマイルドになったり、快適さが上がり全体的に遊びやすくバランスが再調整されている。

・FFの1と2はプレイステーションやワンダースワンやプレイステーションポータブルでも移植作品が発売されているが、単体別売り。それを思えば1・2セットで1本分の値段ってのはまぁオトクと言えるのかも(それでも旧作2本でGBAの新作の標準価格帯より高い定価はやや強気過ぎる気もするが)。
イカンのですきにー。
・移植元のファミコン版やワンダースワン版よりかなり簡単になっとる印象。サクサク進む一方、物足りなさを感じる人もいるかもしれん。まぁわしはヌルい事に関してはあんま気にならんタイプの人間なんでそんなダメな調整とも思わんですけども。

・フィールドでの敵とのエンカウント率が高め、かつ、逃げられない場合が多い。格下で倒しても全然旨味が無い場合でも逃げられない事が多く、戦闘を避けようとするとストレスが溜まりやすいかも。

・まぁ良移植だとは思うけど、結局は大昔のゲームな事には変わりないんで、ボリュームは同時期に出たRPGと比べりゃすぐ終わっちゃうし、話自体もどうしてもアッサリ気味ではある。
感想じゃい。
 ファイナルファンタジーのIとIIのカップリングリメイク。大昔のゲームって事で、グラフィックが描き直されててもシナリオだとか随所で古さを感じてしまうのは仕方ない点ではあるが、ゲームとしては遊びやすく完成度も高いかと。シナリオとか、忘れっぽいわしでもどうしても何となく覚えてて新鮮味って点ではどうしても劣るのだが、程よい手の入り方で懐かしさが失われていない分、「あ〜そうそう」って感じで楽しめるかな。

掲載日:2019年12月10日


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