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グラディウスジェネレーション
メーカー:コナミ
開発:モバイル21
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2002年1月17日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 4 8 6 8 6 73
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良し!
・グラフィックの出来は携帯機ながらレベルが高く、地形や背景のドットの描き込みのレベルは高い。過去作からのオマージュ的な要素もあり、懐かしいと思える部分が多い。

・携帯機の小さな画面・少ないボタン数での操作に対応したバランス取りがなされており、過去のアーケード版や据置機版と比べると敷居は下がったと思う。「簡単過ぎる」ってくらいでもなくて難しいトコは難しいんで、よく練られたバランスって意味で良く出来てるかと。どちらかと言うと据置機やアーケードの高難度についてけないユーザー向けかもしれんですね。

・ヒントモードの導入はシリーズのアタリマエを知らないユーザにとって良い手本になるのでありがたい要素と言えそう。
悪し!
・唯一の欠点らしい欠点はBGMの出来の悪さ。兎に角、音質が酷い。オープニングやエンディングや開始前の装備選択画面はそこそこ良い音質なのに、肝心のゲーム本編の道中の曲が前時代的なピロピロピロ音と来ちゃあ…。無論、ピロピロ音でも良い物は良いと思うのだが(現にファミコンやGB初期のコナミサウンドはピコピコ音でも凄かったし)、本作の場合は正直そうでもナイ。単純にショボいのである。
感想ですバイ。
 携帯機向けとしてはゲームボーイ初期の『ネメシス』のIとII以来、かなり久しぶりのグラディウス。

 BGMがやたらとショボいとか気になる点はあるが、出来自体は堅実であり、しっかり楽しめる内容ではある。親切機能で遊びやすいのも良い。これでBGMさえもうちょいマトモならなァ…と、惜しまれる所ではある。

掲載日:2006年7月26日
更新日:2022年10月25日


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