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マリオテニスアドバンス
メーカー:任天堂
開発:キャメロット
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2005年9月13日
価格:3800円
ジャンル:スポーツ(テニス・RPG)
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映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 7 | 8 | 6 | 7 | 7 | 6 | 68 |
良ひです。 |
・ゲームボーイアドバンスにしてはグラフィックはかなりキレイ。操作性もキビキビ動き問題なし。快適に遊べるのがいい。 ・スペシャルショットのバランスはゲームキューブ版ほど万能性が無くなり、「出せばエース確定」とかじゃなくなった点は一応良かった。1人モードがメインなのでスペシャルショットの演出で一瞬動きが止まるのも気にならない。 ・『マリオテニスGB』の続編といった内容で世界観は共通(数年後が舞台)。設定など、ところどころで懐かしいと思えるポイントはある。 |
駄目なり。 |
・ニンテンドウ64、ゲームキューブのキャメロット製マリオスポーツシリーズ(ゴルフ、テニス)の流れから言って、当然ゲームキューブ版『マリオテニスGC』と接続してキャラを持ってけるもんだと思ってたのに、それが無い。シリーズで当たり前にあった事ができんので色々物足りなさを感じる。単品で見るとマリオ成分が薄いので余計に。 ・試合前後の薄っぺらい会話が無駄に長い。ダラダラと数十秒も続き苦痛。おまけに内容も変化に乏しい。この辺はキャメロットRPGの悪いトコがモロに出てるかなーという印象。 ・シナリオで言えば、取説とかで目立ってるライバルキャラ(…と思われるキャラ)が実際のゲーム中では全然目立たず、ただの『村人その1』的な存在だったのはガッカリ。当然、使えもしない。 ・スペシャルショットの習得・強化に、延々とテニスと関係ないミニゲームを遊ばされる(しかもやたらと難易度が高い)のにどうもゲンナリ。 ・このシリーズ共通の不満点だが、マリオが神格化され過ぎてて、違和感バリバリ。世界設定にムリがある。 |
THE 感想。 |
『マリオテニスGCの携帯機版』というよりは『マリオテニスGBの続編』といった感じの位置付けで内容も大体同じ路線。ただ、前作でGBから64にキャラを持っていけたのに対し、今回は一切連動要素が無く、ゲームキューブ版に育てたキャラを連れて行けないのでモチベーションを保つのが難しい。単独での出来は悪くはないが、やはり育成という最大のウリが削がれたのは痛く、位置付け的に半端な感じに収まってしまってたのが残念ではあった。 最近のキャメロット製のマリオゴルフ&テニスは昔あった連動要素が無くなってしまったけど、返って今の方が客側としてはラクに実現できそうな気はするんだけどなー。追加のケーブルとか要らんだろうし。ま、機械の性能が上がった分だけ作る側は大変だろうけど、ぼちぼち復活させてくれたら嬉しいんだけどなー、どうでしょ?キャメロットさん。 |
掲載日:2006年3月26日
更新日:2018年10月30日
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