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まわるメイドインワリオ
メーカー:任天堂
開発:任天堂企画開発本部、インテリジェントシステムズ
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年10月14日
価格:4800円
ジャンル:アクション(ミニゲーム集)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 8 8 9 8 85
プレイ時間…20〜30時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかったぜよ。
・ハードごと回転させるという独自の遊び方がしっかりゲームとして成立している。大きく回したり、ボタンと組み合わせたり、細かく左右に振ったり、多彩な遊び方が用意されており、飽きがきにくい工夫があるが良い。

・内容的にはややマンネリ化してツボにはまって大笑いすることは無かったが、シリーズ伝統のシュールさも健在。

・ゲームを繰り返し遊ぶことで手に入るガチャコロンでおまけゲームなどを入手できるようになったことで、前作でやや課題だったボリューム面の不足をカバーしている。遊び心があるおまけが充実しており集めるのが楽しい。
イカンぜよ。
・回転センサーのニュートラル位置がたまにずれる事があり、ゆっくり回転させるゲームやボスゲームなどの比較的長時間かかるゲームでは不自由に感じることもしばしばあった。

・前作に比べ直感的に判りづらいプチゲームが増えたのが気になった。シンプルさがウリであるゆえ、これはちょっと問題かもしれん。

・本体を大きく動かして遊ぶというスタイルの関係上、携帯機なのに屋外では遊びにくい。
感想じゃけいのう。
 パッと見はかなり色物的な作りであり脱力感が漂うが、内容面は意外にも堅実な作りであり、従来の弱点だったボリュームの無さもある程度改善されている。
 回転させて遊ぶという珍しいスタイルもムリなくまとまっており、しっかり楽しめた。相変わらずシュールでなんとも言えない味わいがある。正直な所、一発ネタ的な色合いがあるだけに前作ほどのインパクトは無いが、しっかり楽しめる作り込みが嬉しい。

掲載日:2005年1月16日
更新日:2019年3月5日


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