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メトロイドゼロミッション
メーカー:任天堂
開発:任天堂企画開発本部
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年10月21日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)
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GBA版 WiiU-VC版 メトロイドと言えばクラゲ!(そうか!?) ついでに乾燥キクラゲもどうぞ。 |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 8 | 10 | 8 | 9 | 6 | 86 |
てやんでい!最高でい! |
・ファミリーコンピュータ ディスクシステムの第一作のリメイク作品だが全編に渡って大幅に手が加えられており、特にアクションの軽快さが心地良い。ストーリー面でもサムスの回想シーンや宇宙海賊の動向が表示されるなど、かなりの演出の強化が見られる。演出面が向上してもテンポが犠牲になってない辺りは流石に熟れた作りであり。地形なども細かく変更が加えられているが懐かしいと思える場面も数多く用意されており隙が無い。 ・後半のストーリーは完全新作となっている。スーツを失った生身のサムスの戦いが描かれておりなかなか斬新。その場面のアクションは前作『フュージョン』のSA-Xの追跡をさらに進化させた内容となっている。「懐かしさ」と「新鮮さ」を一緒に楽しめて一石二鳥。 ・難易度が複数用意されているのでアクションが苦手な人からシリーズの常連までしっかり楽しめる内容かと。まあ、「易しい」でも簡単ってくらい簡単では無いんでアクションが苦手な人は中盤以降は苦労するかもしれぬ(まぁ、ヘタレのわしでも緩い方は充分クリアできるバランスなんで、大方のプレイヤーさんなら大丈夫とは思うが)。 |
べらんめい!いけねぇぜい! |
・繰り返し遊ぶのが前提になっているボリュームであり、1周遊ぶだけであれば過去のシリーズ作同様にボリューム面はそれほどでもない。1回クリアするだけなら3〜4時間で足りてしまう。繰り返し遊ぶのが好きではない人にはあまり向かないかも。 ・今作の目玉の一つとされた中盤以降の「生身のサムス」ステージだが、思ったよりもすぐに終わってしまうのが残念ではある。 ・リメイクというスタイルの関係上仕方ない面はあるのだが、展開がなんとなく読めてしまう分、完全新作ほどの目新しさは無い。 |
江戸っ子なら感想よ、べらぼうめ! |
位置付けとしてはファミコンの最初の『メトロイド』のリメイクなのだが、かなり手が入っていて実質的には新作寄りの内容。前作『フュージョン』を下地に『1』を再構築したとでも言える内容に。 難易度は高めでプレイヤーを選ぶ内容なのは確かだが、ファミコン版に比べるとかなり親切になり、遊びやすくなっているのは確か。できるだけ多くの人に遊んでもらいたいゲームでもある。 ちなみに、ここから2D-ACTのメトロイドは10年以上間が開いてポリゴン描写になってしまったので、最後のドット絵メトロイドは恐らくコレ。できればもうちょっとコンスタントに2D側のメトロイド、特にナンバリングの5をいい加減遊んでみたいトコではある。 (追記)2021年になって『メトロイド5』に相当する『メトロイドドレッド』が発売したワケだが、個人的にはここ2作続いたマーキュリースティーム社製メトロイドの「やたらと高難易度化・死にゲー化した」点だとか「カウンターありきで『待ち』寄りのスタイルを強要されてテンポが悪くなった」点だとかがモーレツに合わず全然楽しめなかった。あんま合わんので「単にわしがヘボくなって楽しめないだけかも…」と思い『フュージョン』だのこの『ゼロミッション』を久しぶりに引っ張り出して遊んでみたら、やっぱこっちはちゃんと楽しい。…となると、やっぱり純粋にマーキュリースティーム社の作るメトロイドがわしに合わんように思えるんで、できれば、このわしのために『スーパー』・『フュージョン』・『ゼロミッション』の延長上にある新作とか出してくれんもんですかねー、任天堂サン!……ま、贅沢な注文だとは思ってるけども…(笑)。 |
掲載日:2005年8月3日
更新日:2021年12月14日
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