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ナムコミュージアム
メーカー:ナムコ
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2001年12月7日
価格:3990円
ジャンル:ミニゲーム集


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
4 5 6 4 5 3 48
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高じゃき。
・一時代を築いた古のアーケードゲームを複数収録。ゲーセンに通い詰めたベテランゲームファンにとっては当時のアーケードゲームが携帯機で遊べるって事で懐かしい内容と言えるのかもしれん(個人的にはゲーセン野郎じゃなかったんで、ソコまで思い入れナイけども)。
イカンけぇの。
・収録されているゲームが過去の名作である事は分かるが、いかんせん内容が古臭過ぎてすぐに飽きてしまう。1500円とか2000円くらいならまだしも、ゲームボーイアドバンスの完全新作と同じ価格帯である4000円も取ってこの内容では、思い出補正が相当無い限りはかなり厳しいかと。ボリューム面でもやり込み面でも、もうちょっと長く楽しめるような分かりやすい目標とかアッと驚く何か工夫が欲しい。

・アーケード仕様で難易度が高いので、すぐゲームオーバーになってしまうのがキツい。任天堂から出ていた『ゲームボーイギャラリー』シリーズ(ゲーム&ウオッチシリーズの移植)のように、家庭用に移植するにあたり、オリジナルに忠実なモードとアレンジして遊びやすくした難易度のモードと、両方を用意してくれるくらいの配慮はあっても良かったと思うが。

・解像度の関係で一部ドットの潰れ等が見られ、あんまり見栄えは良くない。完全移植って感じではない点もコレクターズアイテムとして訴求力が弱いかな、と。
感想ですワ、おやっさん。
 『ミズ・パックマン』、『ディグダグ』、『ポールポジション』、『ギャラクシアン』、『ギャラガ』と言った80年代のナムコのアーケード作品が収録されたオムニバス作品。名作の移植集って位置付けなのだが、質的にも量的にも不満に思える点が多いかな。
 あえてゲームボーイアドバンスで遊ぶよりは似た発売時期ならプレイステーション版とかの方が移植度も高くて懐かしむには向いた内容かなーって感じはする。

掲載日:2011年2月14日
更新日:2024年9月3日


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