黄金の太陽 開かれし封印
メーカー:任天堂
開発:キャメロット
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2001年8月1日
価格:4800円
ジャンル:RPG


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
9 8 8 7 7 7 5 75
プレイ時間…50〜60時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
すンばらしいッ!
・グラフィック、特にダイナミックに視点が移動しまくる戦闘画面はゲームボーイアドバンスを性能を活かしており、相応にインパクトあり。2001年時点の携帯機って枠で考えれば相当なレベルだったかと。キャラも良く動き、魔法の効果も派手。演出に力が入っている割にはテンポも阻害されておらず、サクサク進むのも嬉しい。

・戦闘は他のRPGでありがちなマジックポイントの節約をあまり必要としないので、ガンガンエナジーを使えて爽快。

・ダンジョンではかなり謎解き要素が多く、それらはエナジー(魔法)を使って解いていく。戦闘だけでなく、フィールドでも謎解きに使えるのはユニークな点と言える。
イカンぞね。
・全体的な完成度は高いのだが、システムもシナリオもオーソドックス過ぎてこの作品ならではの個性はそれほど感じられず地味な印象。

・ストーリーは強引な進行を見せる割には驚くような展開はなく、殆ど印象に残らない。俗に『高橋語』と呼ばれるアクの強いテキストだとかキャラの描写とか見所が無くもないのだが、プラスの意味での個性かって問われると少々怪しい。

・キャメロットの悪癖、続編商法がどうも好きになれない。この作品の場合は間を置かずにすぐ続編が出ただけマシだが、2作目から3作目までは相当な時間待たされた挙句、出来が悪かった。一つの作品として発売するならば、ある程度の区切りは欲しかったところだが。

・ジンの開放によって職業がコロコロ変わってしまい、クラスの変化で呪文が使えたり使えなかったりして把握が面倒。
感想ですばい。
 戦闘画面の見た目がやたら派手でインパクトはあるが、中身はごくオーソドックスなRPG。奇をてらう要素が少ないため完全新作の割にはそれほど慣れるのに苦労せずにすんなりと楽しめる一方、ストーリーが印象に残らず物足りなさもある。何より、シナリオ自体がかなり弱いのに話が途中で終わって「続編を買ってね!」でぶつ切りENDなのは印象が悪い(セガサターンのシャイニング・フォースIIIなど、制作元のキャメロットがやたらと好む売り方だが、正直そこまでする価値は感じない)。
 それでも、ゲームボーイアドバンスで出た2作に関しては水準以上の出来で万人が楽しめるRPGになってるとは思うんで、シナリオが弱いとか、続編商法だとかの欠点が気にならない人なら楽しめるかな。

掲載日:2004年7月24日
更新日:2018年1月16日


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