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スクリューブレイカー 轟振どりるれろ
メーカー:任天堂
開発:ゲームフリーク
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2005年9月22日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)


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WiiU-VC版 GBA版

ズガガガガ!
この際電動ドリルでもどうぞ♪

執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 9 9 9 7 6 86
プレイ時間…15〜20時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかねー。よかばいねー。
・攻撃にも防御にも移動にも。あらゆる場面でドリルを使うという豪快な内容。絶妙なキーレスポンスと効果音によって演出された独特の挙動の(良い意味での)重さはこの作品ならではか。ラフで重量感のあるアクションが楽しめる。振動カートリッジを採用しており、ブルブルするのもマッチしており面白いですな(邪魔に感じる場合は設定で振動無しにもできる)。

・職人芸とも言えるドット画と微妙にファミコンっぽさを強調したBGMが心地よい。完全新作ながら、どこか懐かしい雰囲気も持ち合わせている。

・全体的には簡単な部類に入り、割と誰でも楽しめるバランスと思われる。終盤の難易度はアクションゲームが苦手な人にはやや辛いかもしれないが、繰り返し遊んで体力のパーツを継ぎ足せば、充分カバー可能な範囲(ヌルいわしでも大丈夫なんで、大抵の人は大丈夫と思う…たぶん)。
おうの、イカンきに。
・隠しステージなどは用意されてはいるものの、ボリューム自体はそれほどある方ではないかと。収集要素・育成要素が豊富なワケでもなく、全体的にやり込み余地は少なめ。

・ボスの攻撃はかなり嫌らしい。覚えゲー的な側面が強いのはやや気になる。死んで覚えるというほど意地悪でもないので、それほど問題では無いのだが。

・良く出来てるんだけどルートは決められており攻略の自由度が低い。敵の倒し方についても「この敵には〜〜で、その敵には〜〜」とガッチリと解法が決められている。基本的にレールの上だけを走らされる感じであり、製作者の掌の上で踊らされてるような気分に陥ることもなくはない。
感想ですじゃ。
 製作元のゲームフリークと言えば最近はポケモン一色になってしまっているが、久しぶりの登場の完全オリジナルのアクションゲームであった。なかなか充実の内容で、「アクションのゲームフリーク」も健在と思わせてくれる出来栄え。

 わしとしてはシリーズ化しなかったのが惜しまれる存在だったりする。今だとHD振動機能をウリにしたスイッチさんがあるんで、ハプティックリアクタに対応させたバージョンとか出してくれたら面白いと思う。フツーのバーチャルコンソールより高い1500〜2000円取っても良いから出してくんないかなー、HD振動対応版とか!

掲載日:2005年10月16日
更新日:2020年2月18日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
8 8 9 9 7 6 83
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ドリャー!(良いところ)
・ドリルによる破壊や掘削をモチーフに作られた独特のゲームシステムが面白い。RボタンとLボタンにそれぞれドリル動作がふられており、回転方向の違いによるアクションや、ステージ&ボスの攻略が楽しい。

・ドット絵によるキャラクターの動きも細く、職人技が光る。コミカルながらもよく出来ている作りで、この辺りにもこだわりを感じた。

・テンポを崩すことなく要所要所にムービーが入れられており、自然とゲームの世界を理解出来るように挿入されてると感じた。
ドリャー!!(駄目なところ)
・クリアまでの時間がやや短めでボリューム欠ける。ハードモードや収集要素の回収もあるが、基本的には同じ面の繰り返しなので新鮮味もあまり無い。

・ほぼ一本道のゲーム展開なので、自由度にはやや欠ける内容。
ドリャー!!!(感想です)
 スマブラのアシストフィギュアとして登場していたのが、自分が本作を知るきっかけ。さらに、主人公のくるりによる「ドリャー!ドリャー!」という元気の良いかけ声に一気に興味を惹かれて購入。ドリルを基調としたアクション&パズルといった内容で、一味違う面白い発想のゲームシステムを楽しめた。開発元のゲームフリークといえば当時の自分の印象はほぼポケモン一色でしかなかったが、こういうオリジナルのアクションゲームも作れるんだなと印象に残っている。

 歯医者でドリルが回る時の音の『ギュイーン!!』といった音は苦手なのだが、本作のドリルによる回転&破壊はとても気分がいい。一本道かつボリュームに欠ける部分はあるが、小粒ながらもしっかり楽しめるゲームだったかと。

掲載日:2020年2月18日


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