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シャイニング・ソウル2
メーカー:セガ
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2003年7月24日
価格:5980円
ジャンル:アクションRPG
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 6 | 7 | 6 | 7 | 7 | 5 | 69 |
わんだふぉー。 |
・前作『1』と比べて選べる職業が倍になり、クラス毎の個性も強調された。アイテム、装備品、敵の種類&行動パターン、ステージも増えたのでその分長く遊べる。戦闘は、敵をすり抜けられなくなりゴリ押しが通じにくくなったが、考えて攻撃を出す必要がある分、シンプルながらも操作して楽しいものに仕上がっていると言えそう。 ・グラフィックは前作よりも向上。特にキャラのモーションが滑らかになったのが嬉しい。 ・前作ではあまりの攻撃の空振りの多さにストレスが溜まったが、今回は多少軽減されている。ヒットとミスの間に「カスあたり」があるのも良い。 ・ハードモードはかなり難しい。相当レベルを上げても瞬殺される可能性もあるほど。そんな時はアイテム増殖のバグ技を使えば自由にキャラも強化できる(いいところなのか!?)。 |
だめだっち!! |
・ボスのセリフが飛ばせないので繰り返し遊ぶときや2人目以降の時、ストレスを感じる。シナリオが重要なゲームでも無いので、ここはさっくりと飛ばせる仕様でも良かったと思うが。 ・多人数プレイの時にポーズできないのは理解できるが、1人プレイの時までダメである。んー、1人の時くらいはポーズが効く仕様でも問題ないと思うのだが。 ・敵の魔法が強過ぎる。属性によっては耐性を無視して固定ダメージ、しかもこちらの行動を封じて連続ヒットするものもあり極悪。バランス面は前作より配慮されとる部分が多い割に、この部分だけは妙にバランスが悪い。 ・アイテムの種類は多いが強いものと弱いものの差が大きく結局同じ装備に落ち着いてしまう。アクセサリー類は複数個装備できればまた違った楽しさもあったと思うのだが…。 ・ファミ通や電撃などゲーム雑誌の影がチラチラ見え、なんか不愉快。ファミ通に至っては名前こそそのまま出ていないものの記者がゲーム内に登場している。コラボとか、世界観を壊すようなモノはあんま相応しくないのでは?メディアに媚びるのはやめて欲しい。 ・相変わらず多人数モードではBGMナシ。無音なのはちょっと切ない。 |
感想。 |
複数人プレイができるシャイニングのゲームボーイアドバンスでの第2作。 「前作での不満点を丁寧に改善してきたなぁ」という感じではあるのだが、相変わらず多人数プレイするための敷居は高い。しかもこの作品は据置機並みの5980円。BGMが無いことによる静かさは皆で騒ぐ事でカバーしましょう。 |
掲載日:2004年9月15日
更新日:2019年7月9日
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