ペーパーマリオRPG
メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2004年7月22日
価格:5800円
ジャンル:RPG
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
10 | 7 | 7 | 8 | 8 | 8 | 7 | 85 |
いいねいいね! | ちょっとヨクナイ・・・ |
・グラフィックが進化し、紙であることを活かした演出やアクションが多くなったのは嬉しい進化点。建造物や風景もそれぞれに変化のある描かれ方をしており、進めるのが楽しい。独特の温か味があって良かった。前作の完全版といった感じ。 ・戦闘が長引くのは前作と同様。ただし、戦闘中に緊張感を保つための工夫が見られるのは良い。戦闘は劇場で繰り広げられ、観客の反応が戦闘に関わってくるのは面白い試みと言える。この劇場システムのおかげでスターポイントがたまりやすく、前作よりも派手に技を使えるのも良い。 ・料理やかけら集め、戦闘特化ダンジョンの攻略といった、クリア後も楽しめる要素が増えた。 |
・後半のイベントはおつかい形式、しかも町と町を行ったり来たりするような類のものが多く非常にダレる。 ・マップの切り替え時のロード時間がやや長い。たまに処理落ちするのも×。 ・前作とは異なるタイプの仲間キャラもいるが、1番目にクリボー、次がノコノコという順序は前作と一緒で能力も流用。ちょっとワンパターンな気もする。 ・戦闘中、特に終盤レベルが上がってくると前触れも無くタライが降ってきたり霧がかかったりする。敵以外からの攻撃があるのはどうかと。混乱やフラフラならともかく氷漬けになるとどうしようもない。一応ガードはできるが、イライラするだけでちょっと余計なシステムに感じた。 |
感想 |
前作の中途半端さとはうって変わって、今回は徹底して紙であることを強調した作りになっている印象を受けた。ここまでくるとマリオであることにこだわらない方が面白くなるような気もするが、それはまあ今後の作品に期待するということで。 ゲームキューブでは貴重な良作RPGですな。特に多彩なグラフィックは見応えあり。誰でも楽しめる内容であるように感じた。オススメ。 |
掲載日:04年8月20日
更新日:05年8月17日
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・マリオストーリー (1999年・N64) |
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