ワリオワールド
メーカー:任天堂
開発:トレジャー
機種:ニンテンドーゲームキューブ
発売年月日:2003年5月27日
価格:5800円
ジャンル:アクション(3D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 8 6 6 5 66
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良ひですがな。
・3Dのアクションゲームではあるが、視点はほぼ固定で周りを見渡しやすいので遊び易い。遊んでいる感覚は2Dのゲームに近い感じゆえ3Dアクションが苦手な人でも特に苦戦せずに遊べるとは思う。いっつも客を突き放しっぱなしのトレジャーのゲームとしては珍しい、不思議な敷居の低さ。

・シンプル操作で敵を殴り飛ばしたり持ち上げて振り回したりする豪快なアクションを楽しめる。この辺は順当にワリオっぽい。GB→GBAシリーズでは敵の攻撃を受けてのリアクションで進める方向性に進化していたが、こちらは純粋にワリオ側からボコスカぶん殴るスタイル。

・難易度が低いのでアクションが苦手な人でも充分楽しめる。さすがに後半になってくると敵の攻撃も激しさを増すが、その場で何度でもコンテニューできるので粘ればいつかクリアできるハズ。
あーら、ダメですえ。
・うぬぬ…、これは簡単過ぎる。ステージ数が10ちょっとしかなく、ボリュームが無いのも物足りなさに一層拍車をかけている印象。宝物や黄金像もちょっとやりこめばすぐ集められてしまうのでやることが無くなってしまう。底の浅さがかなり惜しい。

・カメラ操作は左右に少し動かすくらいしかできないので、ワリオが障害物に隠れた時にやや見づらい事がある。

・ステージ毎に敵キャラのデザインが変わるが動きは似たようなタイプしかないのが残念。
オーゥ感想YO。
 やたら硬派なアクションやシューティングを数多く手掛けてきたトレジャーが製作を担当しているため、ヒトクセもフタクセもあるゲームに仕上がっている!!!…のかと思いきや、拍子抜けするほどアッサリした内容でバランスもやたらと簡単過ぎて手応えが足りない。正直、かなり物足りない。
 んー、他社の既存IPを手掛けるって事で色々と遠慮があったんだろーか?トレジャーらしさがまるで感じられず、色々と肩透かしな感はある。出来が悪いワケじゃないとは思うけど、どうも単調で物足りず、惜しい印象が強い。

掲載日:2005年2月10日
更新日:2018年5月8日


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