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アウトラン2019
メーカー:シムス
機種:メガドライブ
発売年月日:1993年3月26日
価格:8800円
ジャンル:レース


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
6 5 6 5 5 5 53
プレイ時間…5〜6時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
GOODですばい。
・速度計がMAXの状態を維持するとパワーが溜まってグワーってターボで加速するできる。通常の走行よりもかなり加速するんで制御が難しいが、爽快感もなかなか。

・グラフィックはまぁ同時期の作品に比べ抜きんでてるわけではないが、トンネルだとか高架部分の表現だとか「おっ」と感じる凝った表現をしている。
BADやね。
・コースのレイアウトが全体的に意地悪で陰険。前触れもなく急カーブがありコースアウトを頻発させるようなデザインなのがイラつく。

・BGMは特に印象に残らず。BGMの評価が高かった『アウトラン』の名前を使ってる割にはこの辺は至って平凡。

・1990年代も中頃に差し掛かってフルプライスで出た内容にしては古典的でボリュームに乏しい。もうちょいじっくり楽しめる物量とか、ボリュームが無くても繰り返し楽しめる深さとかあったら良かったんだが…。
感想ですけん。
 「セガじゃないのにアウトランの名前使っていいんか!?」とか思ってしまうが、アウトランのメガドラ版移植を手掛けたメーカーって事でOKらしい。ややこしいのう(苦笑)。とは言え、名作『アウトラン』の名前を使ってる割には平凡な出来。陰険なコースデザインもあってクオリティそのものは初代には及ばない印象。ボリューム的にもあっさりし過ぎに感じてしまうんだな。

 しかし題名にある2019年を過ぎちゃったワケだが、残念ながらこのゲームで表現されてるようなタイヤの無いマシンでふわーっと浮いて走れる近未来には発展しなかったなァ。まぁ、何と申すか…誰かノーベル賞級の次世代技術作って実現してくれるといーね!!(←どこまでも他人任せ)。

掲載日:2014年4月21日
更新日:2023年3月21日


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