縮緬遊戯堂 > レビューランド > メガドライブ > ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
メーカー:セガ・エンタープライゼス
機種:メガドライブ
発売年月日:1992年11月21日
価格:6800円
ジャンル:アクション(2D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 6 7 5 6 63
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
よかばい。最高ばい。
・前作同様、操作方法はシンプルにまとまっており、操作に慣れる事自体は容易な作り。新アクションの『スピンダッシュ』の追加でその場で力を溜めて高速状態でいきなり加速して走れるため、前作よりもスピードに乗りやすくなった点は嬉しい。

・グラフィックやサウンドも高品質で、ステージ毎にガラリと雰囲気が変わるグラフィックはカラフルで雰囲気的にも楽しいし、サウンドは引き続きドリカムの中村正人氏が担当していて豪華〜!
お〜の、イカンぜよ。
・当時のアクションゲームとして珍しくはないが、前作より難易度がインフレ気味で初見殺し的な構成のステージが多く、製作者の殺意が滲み出る作りと申すか、全体的に陰険ではある。割と序盤から殺しに掛かって来てる感じでなかなかしんどい。任天堂の『スーパーマリオブラザーズ』の1→2で大きく難易度が上がったが、ソレに近い感じではある(こちらソニックはマリオ2ほどは上がってないとは思うけども)。

・ステージ構成の関係上、結構引っ掛かって速度を殺しに来るトラップが妙に多く、やっぱりウリとなる高速状態は堪能できないのは残念。

・通しで遊ぶと結構時間が掛かるがセーブ機能が一切無いのも前作と同様で不親切。まぁこちらも当時のゲームとしては珍しくはないけども。
感想じゃけんのう。
 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の2作目でソニックの相棒としてお馴染みのテイルスのデビュー作。前作を踏襲してる感じでそれほど目新しさはないものの、アクションゲームとしての作りは丁寧かと。
 ただ、昔の続編モノのゲームにありがちだったが、初見殺し的な配置で難易度をガンガン吊り上げる方向で作られているため、前作の時点で高かった難易度が一層高まり遊んでてひたすらキツかった印象が強い。個人的にはもうちょい手加減して欲しかったなーと思ったり(笑)。

掲載日:2024年3月26日


シリーズ別一覧:ソニック・ザ・ヘッジホッグ

縮緬遊戯堂 > レビューランド > メガドライブ > ソニック・ザ・ヘッジホッグ2