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チェルノブ
メーカー:データイースト
機種:メガドライブ
発売年月日:1992年10月16日
価格:7800円
ジャンル:アクション(2D・横スクロール)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 7 5 6 59
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高じゃのう。
・アクションシューティングとしても意外と似たプレイ感覚のゲームが無い感じはするんで、珍妙な設定&
デザインと相まって、オリジナリティって意味では妙な存在感はあるかな、と。

・描き込まれたドット画のグラフィックが印象的。アニメパターンが妙にウネウネしていて気持ち悪い(←褒め言葉ね)。

・不謹慎で珍妙な設定はデータイースト作品ならではの独特の味わいはある。あと、作中のフォントが相撲文字チックなぶっといデザインでこれまた結構浮いており、変な味がある(笑)。
イカンぞい。
・ムズい!とにかくムズい!難易度設定があるけどイージーだろうがムズい!…ってか、意地悪な配置が多い上に一発死なんで、ミスが許されずかなりキツい。

・攻撃を繰り出す方向を変える操作が十字キーでなくボタン操作であるとか、ジャンプ自体の挙動も結構クセがあるとか、かなり独特なんで、それなりに慣れは必要。ちょっと慣れた後でも気を抜くと操作をミスったり、もどかしく感じる事も多めではあった。
THE 感想。
 なんか元はアーケードで物議を醸したゲーム(まあ、ゲーム内容でなくて設定の方で)らしいが、アーケード版はやったことないんで残念ながら比較はできず。

 何も操作しなくとも勝手に主人公が走り続けるって意味では、『高橋名人』のスケボーモードって感じですかね。グラフィックなんかもなかなか味のある描き込み具合で気合いが入ってる作りである。しかし、しかしだ。いかんせん難し過ぎる!一発死のスタイルな上に、敵やら何やらの配置が意地悪なんで、難度調整はできるけど依然難し過ぎる気はするな。

 …とは言え、データイーストゲー特有のヘンテコなテイストは他社作品とは一線を画する味わいがあるのはまた確か。たまに遊びたくなる妙な味わいのあるゲームではある。

掲載日:2011年5月2日
更新日:2021年11月16日


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