カメレオンツイスト
メーカー:日本システムサプライ
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:1997年12月12日
価格:6980円
ジャンル:アクション(3D)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 5 4 5 5 4 48
プレイ時間…4〜5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・ゲームとして破綻している部分は無いため、普通に遊べる内容ではある。

・舌を伸ばしてそれを敵の攻撃にもフィールド移動にも使えるアイディア自体は面白い(そのアイディアだけでネタが尽きたっぽいのがアレだが)。

・全体的に個々の要素が中の下から下の上くらいでまとまっていて統一感はある。妙な調和が取れてて遊んでて違和感が無い、少なくともクソゲーではない…って、これ良いとこか!?(苦笑
ダメですばい。
・全体的にボリューム不足。数ステージしかなく、あっと言う間に終わってしまう。ただしボリュームが無い分だけ難易度の上がり方が急で、段階を踏んで先に進ませるというよりは理不尽な難易度でプレイ時間を引き伸ばすって感じで印象がよろしくない。用意された部分を用意されたタイミングでのみ使うっていう窮屈さ・自由度の低さ・工夫のしがいの無さも印象がよろしくない。

・カメラの出来が悪い。細かい地形を渡っていく場面で勝手に向きが変わる。カメラの向きが変わるとスティックの入力方向もそれに合わせて変えないといけない=コロコロと勝手に向きが変わるカメラの動きを予測しないとそれに起因するミスが頻発する仕様ってのは、どう考えても優しくない。理不尽としか思えない。

・システム部分からしてどうも魅力に乏しく、それほど広くないフィールドにしてもただ移動するだけの時間が長く、全体的に薄味。プレイ中の刺激がとにかく少ないように思う。面白いと感じる部分がなく、純粋にモチベーションを保てない。
感想ですけん。
 3Dアクションとして破綻してる要素は無くて、普通に遊べる内容…なのだが、遊んでてとにかく起伏に乏しく、移動してるだけの場面が多い。また、ステージのギミックで苦戦するとかではなく、細かい足場を渡る際のカメラの出来に起因する操作ミスが頻発など、自分の腕の悪さってよりはシステムの出来の悪さでストレスが一気に溜まる作りなのも印象的にはよろしくなかった。

 浅く広く全ての要素が中の下くらいでまとまった内容で、致命的に悪い部分は無いが遊んでて楽しいと感じない内容。これが任天堂の評価機構だったマリオクラブのオススメソフトだったりして、なんだか意味ワカランですなぁ(苦笑)。まぁ任天堂以外が弱かったって括りで見れば、案外ロクヨンのゲームではそこそこレベルだったのかなぁとは思うけども。

掲載日:2015年7月27日


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